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気象庁によると、今夏はラニーニャ現象の推移により、猛暑になる可能性があるという。そこで、管理栄養士の足立香代子さんに、熱中症を予防するためのセルフチェックと毎日続けられる食事法について話を伺った。

「熱中症予防で気をつけなくてはならないのが、水分と塩分の不足です」と足立さん。自分の体に水分・塩分が足りているかどうかは、毎日の排尿でチェックできるという。

人は1日平均で6〜7回程度排尿するが、多くの汗をかくと排尿の頻度が減ってしまう。そのため、1日6〜7回より少なければ、水分が不足していると考えられるとのこと。

また、尿の色のチェックも大事であるという。「尿の色が"濃い黄色"になっているときは、体が水分不足で体液が濃くなっている状態です。また、尿の色が無色・透明になってきたら、体の中の塩分が不足していることを示しています。水分補給と同時に、塩分補給の目安にすると良いでしょう」と足立さん。

汗をかくと体からは水分だけでなく、体に必要なミネラルも排出される。熱中症予防として水分と塩分を補給することは知られているが、それだけでは不十分。水分補給と同時に「糖・塩・カリウム・マグネシウム・カルシウム」の補給が必要とのこと。

足立さんは、この5つの栄養素を摂取する方法として、キウイフルーツに塩を加えた"食べる点滴"を紹介。キウイフルーツには、水分のほかに糖・カリウム・マグネシウム・カルシウムが含まれており、足りない塩分を加えることで、熱中症予防に有効な"食べる点滴"を作ることができるという。

作り方は、まず、皮をむいたキウイフルーツをカットしてスライドジッパータイプのビニール袋に入れ、実をすりつぶすようにして手でもむ。次に塩を1g程度(親指・人さし指・中指でひとつかみ分)入れ、コップ半分から1杯弱の水を注げば、"食べる点滴"こと「キウイの手もみスムージー」が完成する。

人は睡眠中に500〜600mlの汗をかくため、汗で出る水分や栄養素を夜寝る前に補給するためには、睡眠前に"食べる点滴"を摂取するのがよいとのこと。また、熱中症にかかりやすい高齢者は特に、摂取が適しているという。

(フォルサ)