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明日は7月7日、七夕です。
1年に1度だけ天の川を渡り織姫と彦星が出会う夜、
こねたものたちは何を思うのでしょうか。

31回で紹介した仏教の「苦」の中に、
「愛別離苦(あいべつりく)」というものがあります。
これは、「どんなに親しい人ともいずれは別れなくてはならない」という、
「思いのままにならないこと」です。

人の心は移ろうものですから、親しい仲が続くとは限りませんし、
織姫と彦星のように、離ればなれになってしまう出来事が起こることもあるでしょう。
長く一緒にいられても、人はいつまでも生きられるわけではありません。

一方で、「我逢人(がほうじん)」という禅の言葉があります。
日本での曹洞宗の開祖、道元禅師が理想の師に出会えた喜びを表した言葉とされ、
「人と出会うことからすべてが始まる」といった意味に解釈されます。

いつか別れが待っているとはいえ、人は人と出会うことで、
ひとりではできなかったことができるようになり、世界を広げていくものです。

七夕の夜は、星を眺めつつ、これらの言葉を味わってみてはいかがでしょう。

■今回登場したのは、禅のぼさつが宿った「こねり」

■著者紹介

Jecy
イラストレーター。LINE Creators Marketにてオリジナルキャラクター「こむぎこをこねたもの」のLINEスタンプを発売し、人気を博す。「こむぎこをこねたもの その2」、「こむぎこをこねたもの その3」もリリース。そのほか、メルヘン・ファンタジーから科学・哲学まで様々な題材を描き、個人サイトにて発表中。

「週刊こむぎ」は毎週水曜更新予定です。

(Jecy)