タイのネットユーザーがこのほど、空港の出発ロビーで日本の小学生たちがみな読書をしながら出発時間を待っていた様子を写真に撮り、ネット上に掲載したところ大きな注目を集めた。中国メディアの寧夏在線はこのほど、この出来事に言及しつつ、日本の教育を絶賛する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 タイのネットユーザーがこのほど、空港の出発ロビーで日本の小学生たちがみな読書をしながら出発時間を待っていた様子を写真に撮り、ネット上に掲載したところ大きな注目を集めた。中国メディアの寧夏在線はこのほど、この出来事に言及しつつ、日本の教育を絶賛する記事を掲載した。

 記事は、読書という良い習慣を持つ日本の小学生たちは「恐ろしい」存在であると説明。それはこの子どもたちは将来、「読書パパ」あるいは「読書ママ」になって読書の習慣を自分の子どもたちに受け継がせるからであり、「学ぶ精神」を日本はずっと継承していくことを意味するからだと説明した。

 さらに日本は新聞や雑誌などを定期購読する社会風潮が「非常に濃厚である」と説明、また関心の対象も国際時事ニュースから政治、歴史、科学、芸術など多方面に及ぶと指摘。日本全体に読書という優れた習慣や「学ぶ精神」が満ち溢れているという見方を記事は示した。

 一方で、中国の小学生たちには読書の良い習慣がないと説明しており、そう遠くない将来に中国の小学生たちは本を読まなかったことをきっと後悔すると論じた。

 記事は読書と人生の質を結び付けているが、これは当を得た見解と言えよう。人生は行動や選択の積み重ねだが、行動は何かを考えるところから生じ、考えるためにはその材料、つまり知識が必要だ。つまり知識は出発点であり、人が吸収した知識は思考を経て行動を形作り、行動は人生を形作る。

 この道理から考えても、良い読書の習慣が人生の質に大きく影響することは疑いようがない事実だ。フランスの哲学者デカルトは「良い書物を読むことは、過去の最も優れた人達と会話をかわすようなものである」と語ったとされる。優れたアドバイスや友人を読書を通して得ることができるのは実にすばらしいことだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)