現在の中国は経済や社会の発展水準が「1980年代の日本」に似ていると指摘する見解があるようだが、中国メディアの外匯連盟はこのほど、このような見解に異議を唱え、現在の中国には1980年代における日本の潜在成長力よりもはるかに大きな可能性を持っていると主張している。(イメージ写真提供:123RF)

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 現在の中国は経済や社会の発展水準が「1980年代の日本」に似ていると指摘する見解があるようだが、中国メディアの外匯連盟はこのほど、このような見解に異議を唱え、現在の中国には1980年代における日本の潜在成長力よりもはるかに大きな可能性を持っていると主張している。

 記事が唱えた異議の根拠は2つあり、1つは「現在の中国は1980年代の日本よりはるかに貧しい」という点、もう1つは「現在の中国の人口は1980年代の日本の人口よりはるかに多い」という点だ。記事はこの2点を根拠として「中国には国内発展及び経済成長のための巨大な余力が存在している」と論じた。

 記事に言わせれば、非常に大きな成長の可能性という観点で評価した場合、現在の中国は1980年代の日本というよりも高度経済成長を経験した1950年代から1970年代の日本に似ているというのが正しいということになるのだろう。つまり中国はこれからまだまだ発展していくというのが記事の主張だ。

 また記事は「中国は米国に決して勝てない」と指摘する見解についても異議を唱えており、「短期間で中国が米国を超えようとするのは現実的でない」と論じつつも「中国が少しづつその努力を続けるなら、何十年か後には決して夢ではなくなっている」と説明。記事は最後に「がんばれ中国、どんなことでもできる」と締めくくった。

 記事は長期的な視点で中国の可能性や潜在力に注目するよう読者を励ましているが、中国がいつか米国を超えて世界のリーダーになる日は来るのだろうか。歴史上、古代から現代に至るまで世界の覇権国としてずっと君臨し続けることができた国は1つもない。

 つまり米国がこれからも永遠に世界のリーダーであり続けるのは、歴史の観点から見れば難しいことだと言える。では中国が世界のリーダーになる可能性はどれほどあるだろうか。間違いなく言えるのは、その可能性はゼロではないということだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)