2日、韓国のサラリーマンの10人中8人が、困難な経済状況から何かしらを諦めたことがあるとの調査結果が出た。写真はソウル。

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2016年7月2日、韓国・ヘラルド経済などによると、韓国のサラリーマンの10人中8人が、困難な経済状況から何かしらを諦めたことがあるとの調査結果が出た。

韓国の就職情報サイト「ジョブコリア」がサラリーマン707人を対象に調査したところ、全体の85.7%が経済状況が原因で計画していたことを諦めた経験があることが分かった。諦めた内容(複数回答可)では「趣味・レジャー」が55.4%で最も多く、「貯蓄」(38.8%)、「人間関係」(36.8%)、「結婚」(33.0%)、「老後の準備」(31.2%)、「自宅の購入」(30.4%)、「出産」(27.4%)と続いた。

また、結婚や出産に関するサラリーマンの考え方が否定的な方向に変わってきていることも分かった。「必ず結婚をすべき」と答えた人は全体の40.5%にとどまり、「必ず子どもを産むべき」と答えた人は38.9%だった。

これについて、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「この国で一度に持つことが不可能なものは三つ。仕事、趣味、恋人。そしてもしこの三つを一度に手にしたら、政府の統計に含まれる韓国国民になれる!」
「夜10時を過ぎても残業するのが日常茶飯事。何を趣味にして何を楽しめって?。朴槿恵(パク・クネ)大統領は、サラリーマンはみんな6時に帰るものだと思ってるらしいけどね」

「みんな生活が苦しいと口では言うけど、5000ウォン(約450円)のコーヒーは飛ぶように売れるし、週末のたびに高速道路は行楽の車で大渋滞、海外旅行客は史上最高を更新している…」
「僕は結婚、人間関係、趣味の三つを諦めた。そうすれば、貯蓄と老後の準備は自動的にできるようになる」

「週末の昼寝が僕の唯一の趣味であり楽しみだ。レジャーや趣味は夢のまた夢」
「スイス人の友人が、韓国の企業文化は地獄のようだと言っていた。こういう人間味のない文化が定着してしまえば、いつか韓国社会の発展の障害になるはず」
「趣味やレジャーはやることのない人間がするものだ。僕は仕事を終えて帰宅したらただ寝るだけ。休日もだいたい寝て過ごす。出掛けても疲れるだけだからね」(翻訳・編集/吉金)