羽田空港はSKYTRAX社の実施する2016年の国際空港評価において、「The World‘s Cleanest Airports」部門で世界第1位の成績を収めたが、中国メディアの中国民航網は4日、この偉業における陰の立役者を紹介している。(イメージ写真提供:123RF)

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 羽田空港はSKYTRAX社の実施する2016年の国際空港評価において、「The World‘s Cleanest Airports」部門で世界第1位の成績を収めたが、中国メディアの中国民航網は4日、この偉業における陰の立役者を紹介している。

 「The World‘s Cleanest Airports」は最も清潔な空港の意味だが、記事はこの偉業の陰の立役者である新津春子さんを紹介、清掃衛生業務の達人であり「国宝級の職人」と認められていると説明し、新津さんの代表作は、すなわち「羽田空港」であると紹介した。

 記事はさらに仕事に対する新津さんの考え方を紹介。記事によれば新津さんは「私は羽田空港を自分の家だと思っていて、だからお客様をもてなさないといけないと考えています。ここに来るお客様にリラックスしてもらうために、心をこめて全力で仕事をします」と説明している。

 記事は新津さんの母は中国人であると説明、それで新津さんを日本人として紹介するのではなく、「中国人のおばさん」として読者に紹介している。つまり新津さんの活躍や努力は中国人にとっても誇りであるというメッセージが、記事のこうした紹介の仕方からよく伝わってくる。

 記事は新津さんがその境遇ゆえに、過去に日本でも中国でも不快な思いをすることもあったと伝えているが、今や新津さんは日本メディアであるNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演を果たしたほか、中国メディアからも中国が世界に誇れる中国人のおばさんとして称賛されている。全身全霊を込めて清掃業務に打ち込む新津さんのひたむきさは、いま日本、中国、そして世界の人びとから非常に高く評価されている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)