5日、韓国・聯合ニュースは「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録から1年を迎えたことを受け、登録された23施設のうち7施設で朝鮮人約5万8000人が強制労働させられていた事実について「施設で紹介されていない」と伝えた。写真は軍艦島。

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2016年7月5日、韓国・聯合ニュースは「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録から今月5日に1年を迎えたことを受け、登録された23施設のうち7施設で朝鮮人約5万8000人が強制労働させられていた事実について「いまだに施設で紹介されていない」と伝えた。環球時報(電子版)が報じた。

聯合ニュースの記者が1日、軍艦島を取材して確認した。軍艦島では日本の近代化の成果である事実は紹介されていたが、施設の解説担当者は朝鮮人の強制労働については触れなかった。1800年代後半から1974年まで島で三菱が炭鉱採掘を行っていたことは説明したものの、「植民統治」、「強制労働」、「朝鮮人労働者」など敏感なキーワードは使わなかった。

現地の旅行会社が印刷した資料も同様で、歴史的事実は紹介されていない。長崎市が世界遺産申請の際に提出した資料には「島全体が一つの家族のように暮らしていた」、「海底炭鉱の様子は炭鉱産業の繁栄と衰退を象徴している」などと書かれているが、強制労働には言及していなかった。(翻訳・編集/大宮)