5日、新華社によると、韓国の専門家はフィリピンが一方的に南シナ海問題の仲裁を申し立てたのは国際法違反だと指摘した。資料写真。

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2016年7月5日、新華社によると、韓国の専門家はフィリピンが一方的に南シナ海問題の仲裁を申し立てたのは国際法違反だと指摘した。

長年、海洋法や国際法の研究に携わってきた韓国仁荷大学の金顕洙(キム・ヒョンス)教授は、新華社の取材に対してフィリピンが一方的に仲裁案を提起したことは国際法に反するだけでなく、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)が2002年に合意に達した「南シナ海行動宣言」にも合致しないと指摘した。

金教授は、「最良の方法は対話による平和的解決。フィリピンが一方的に仲裁を申し立てたのは遺憾で、地域の平和と安定に寄与しない」と語った。また、南シナ海問題に関して、「中国は2006年に国連海洋法条約を締結した際、仲裁を含む強制的な紛争解決手段について適用除外宣言を行っている。条約の締結国として、中国には紛争解決の方法を選択する権利があり、こうした権利は国際法に依拠する。仲裁裁判所に管轄権はなく、中国は仲裁に関与する義務はないし、結果を受け入れる必要もない」と述べた。(翻訳・編集/北田)