4日、韓国のある小学校がアレルギー体質の子供を持つ親に「命覚書」を書かせようとしたことが分かり、人権委員会が調査に乗り出した。これについて、韓国のネットユーザーがコメントを寄せている。資料写真。

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2016年7月4日、韓国・YTNによると、韓国のある小学校がアレルギー体質の子供を持つ親に「命覚書」を書かせようとしたことが分かり、人権委員会が調査に乗り出した。

今年、小学校に息子を入学させたキムさんは、学校から衝撃的な要求を受けたという。キムさんの息子はナッツを食べるとアナフィラキシーショックまで起こすアレルギーを持っているのだが、「子供が死亡しても学校側に責任はないという内容の覚書を書いてほしい」というものだった。キムさんは「子供が死ぬなど考えたこともなかった。学校からそんな話をされて胸がつぶれる思いだった」と主張した。これに対し、学校側は事実を認め、両親との面談で謝罪したが、取材陣に対しては「解釈の違いがあったようだ。当然、生徒の安全を守る意図だった」と釈明した。

結局、キムさんは人権委員会にこの問題を提起し、現在調査が進められているが、問題は学生らにアナフィラキシーショックが起きた時、学校側が何の措置も取ることができない点だという。ソウル市内の小学生の10人に1人が食品アレルギーを持っており、3%ほどは病院の診断まで受けている。しかし、学校には「給食の前に使用食材を知らせよ」との法令があるだけで、緊急状態に対処できる薬や使い方すら用意されていないという。そのため、韓国内では「対策を立てなければならないはずの学校が、問題発生時に責任を回避するため、このような驚きの覚書を書かせたのではないか」と指摘する声が出ている。

これに対し、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「当然の要求だ。米国のように学校内の事故に対する保険があるわけでもない。学校の対応は間違っていない」
「家で面倒を見るべき。学校に通わせても心配が募るだけ」

「両親が気分を悪くする必要はない。政府が小学校に薬を配布すればいいだけ。学校は責任を回避したのではなく、万が一に備えただけ」
「両親が学校の先生をスーパーマンのように考えていることが問題」

「深刻なアレルギーがあるなら、お弁当を持参させるべきでは?」
「学校や国が個人の命まで守るの?どうしようもないことは分かっているでしょ?韓国の国民性は本当にどうしようもない…」

「最近の学校は学生らに何を教えているんだ?」
「命覚書?学校は命を担保に通うものなの?」
「管理を怠った場合は学校側の責任を追及できるように法制化してほしい」(翻訳・編集/堂本)