2日、韓国・アジア経済によると、先月27日に発表されたサムスン電子人事制度改編案に、半ズボン勤務を許可する内容が盛り込まれた。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真はサムスンのロゴ。

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2016年7月2日、韓国・アジア経済によると、先月27日に発表されたサムスン電子人事制度改編案には、職級体系を4段階に簡素化するとともに、半ズボンで勤務することを許可するという内容が盛り込まれた。

サムスンが服装に革新を試みたのは今回が初めてではない。08年に「ビジネスカジュアル」を基本とする「服装自由化」を宣言し、まず水原、器興の事業場で施行され、後にソウル本社まで拡大された。これは06年に李健煕会長が「サムスンの独自性を実現してほしい」と要請した「創造経営」を装いから実現するという趣旨だ。服装自由化によりサムスン社員は襟付きのジャケット、色付きのカジュアルなシャツ、カジュアルな靴など着用することができようになった。一方、避けるべき服装としては、Tシャツ、ジーンズ、ズボン、スニーカー、半ズボンも含まれていた。当時この服装自由化を受け、社内のイントラネット掲示板に「ビジネスカジュアルはこのように着こなす」という内容が掲載され、ジャケット着用要領、上着の選択、ズボンの色、靴の選択などビジネスカジュアルの着用例が詳細に示された。男女モデルが着用したビジネスカジュアル例8枚の写真とともに、ジャケットは襟のあるもの、ズボンは高級スーツでグレー・紫・紺・茶などの基本色にするよう明示。靴はオックスフォードシューズ、ローファーなどを推奨しており、シャツはグレー・紫・ワインレッドなどを例として示した。このような状況に、サムスン内部では、言葉だけの「自由」でより厳密に定められた服装規定に不満が少なくなかった。

サムスンの今回の「半ズボン導入」は、一度失敗した服装自由化の再挑戦と解釈されている。一方で、半ズボンの色・柄・長さなどを制限する別の規定が登場するかも分からないという懸念も提起されている。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「夏場に半ズボンで勤務できたら画期的なことだ」

「まず上の者から半ズボンにしろ」
「少なくとも専務級以上の役員が半ズボンをはいて勤務しなければ制度は定着しない」

「服装じゃなくて、人事制度や社風に自由を取り入れろ」

「半ズボンをはいて仕事をすることが革新と考えているのだろうか」

「『自由』とは自分がしたいようにできることじゃないのか」
「サムスンは『自由』という意味が分かっているのだろうか」

「ドレスコードを会社首脳部が定めること自体、硬直的な企業文化と言える」

「服装自由化ではなく、結局また服装の規制になると思う」
「そのうち、『服装自由化』用の制服を会社が支給するんじゃないか。結局、制服と変わりない」(翻訳・編集/三田)