4日、台湾・中国時報によると、中国人ガイドが台湾で偽造通貨を使ってICカードにチャージしようとしたとして、検察の取り調べを受けた。写真は50台湾ドル。

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2016年7月4日、台湾・中国時報によると、中国人ガイドが台湾で偽造通貨を使ってICカードにチャージしようとしたとして、検察の取り調べを受けた。

中国人ガイドの王(ワン)さんは昨年1月、台北で地下鉄(台北捷運)に乗車した際、3000枚近い50台湾ドル(約160円)硬貨を使ってICカードにチャージした。しかし、駅員が後に確認したところ、そのうちの126枚に偽造が疑われたために警察に通報。警察はカードの記録から王容疑者の友人で台湾人の男性を探し、本人と連絡を取った。

王さんによると、中国本土の寺の住職である知人が、台湾人観光客が賽銭で入れた台湾ドルの両替に困っており、中台を頻繁に行き来する王容疑者に両替を頼んだのだという。王さんは以前、銀行に大量の50台湾ドルを持って行ったことがあるが、その際にも偽造を疑われた。結局、本物であることが確認され、両替はしてもらえたものの、再び面倒なことになるのを避けたいと思い、台湾人の友人のカードにチャージすることで現金と交換することにしたという。

検察は取り調べの結果、王さんが所持していた偽造通貨の割合が多くなく、監視カメラを避けたり、人の少ない駅を選んだりしてチャージしている様子もないことから、故意ではないと判断しているという。(翻訳・編集/北田)