「もう仕事したくない…!」職場から逃げ出したくなったときの対処法

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皆さんは「残業続きでやる気が起きない」「上司と反りが合わなくてプロジェクトを進めづらい」「もっと効率よく仕事をしたいのに、うまくいかない」といった“仕事やりたくない症候群”に陥ったことはありませんか?

そのネガティブシンキングは女子特有の気まぐれかもしれません。しかし、なかには自分自身では意識していなかった原因があるのかもしれません。

そこで今回は、様々な視点から“仕事をしたくなくなる”原因と対処法に迫ります!

■働き女子が「もう仕事したくない……」と思う原因と対策

(1)仕事の適性や環境に問題はない?

今の仕事は、やりがいや達成感を感じていますか? または業務内容に見合った報酬はありますか?

ビジネスとしてなにかに携わるとき、それまでの過程や結果に対して自分なりの満足感があると「次も頑張ろう」と前向きになれるものです。また業務自体が精神的、体力的に厳しくても、正当な対価を得られていれば納得して仕事を遂行できるでしょう。

また、職場環境に不満はありませんか? 上司からの精神的な圧迫やセクハラ、周囲からの差別、サービス残業や休日出勤の強制など、精神衛生上不適切な状況に置かれているなら、労働基準監督署への相談や、カウンセリングの受診を検討してみてもいいかもしれません。

(2)我慢のしすぎでストレスが溜まっていない?

「先輩に言われたから断れない」「無理なスケジュールを押し付けられた」などと、自分の許容量を超えてまで仕事をしていませんか? 仮に会社に入りたてで業務に慣れていない状態なら、仕事を覚える必要から、ある程度の無理はやむを得ないと言えます。

しかし自分だけが周囲と比べて明らかに業務量が多かったり、体力の限界を超えてまで仕事をしていたりしているなら、依頼されても断る勇気が必要です。どうしても言いづらいときは上司や企業カウンセラーを頼ることも必要です。

(3)もしかして、うつのサイン?

朝起きたとき「仕事をやりたくない」という気分になって、やる気も起きずに困ったことはありませんか? 大手製薬会社のアステラス製薬では、うつ病を以下のとおり定義づけています。

<気分の落ち込みなどの精神症状だけでなく、身体の調子も悪くなるのがうつ病の特徴です。多くの場合は、朝が最も悪く、夕方にかけて回復していきます。>

夜になるにつれて回復していく傾向にあるならば、うつ病を疑いましょう。さらに、眠れなくなったり食欲がなかったりなど、体調にも変化が現れることもあります。

原因が取り除かれれば自然と回復していくケースもありますので、精神科や心療科を受診し、やる気が起きない原因を探ってみてはいかがでしょうか。

■独身女子が「もう仕事したくない……」 と思うとき、結婚したくなる?

(1)“専業主婦になりたい病”の正体とは?

2016年2月、ソニー生命が全国の20〜69歳の女性1,000人を対象に、「女性の活躍に関する調査2016」と題してインターネットリサーチを実施しました。その結果、働く女性の3割が「専業主婦になりたい」という願望を持っていることが判明しています。

“働きたくない”理由のなかには「1人の時間を確保したい」「職場の人間関係に悩みたくない」を挙げる女性が多いことがわかりました。一方、同様のリサーチの過程では、女性の働きにくさを感じている女性が全体の約7割にも上っています。つまり仕事を続けたくても就業環境が望ましくなかったり、職場の人間関係に悩むケースが背景にあると考えられます。

(2)“専業主婦になりたい病”にかかったときの対処法

専業主婦になりたいほど仕事に不満があったり精神的に辛いとき、女性はどうすればよいのでしょうか。

仕事量が多かったり、職場環境がよくなかったりなどの外的な要因の対策は述べた通り。「どうしても気分が乗らない」「対策はわかっているけれどとにかくやりたくない」といった心理的なストレスで悩んでいるなら、気持ちを切り替える方法を試してみてはいかがでしょうか。

精神保健福祉士、産業カウンセラー、キャリアコンサルタントの有資格者である大美賀さんはこのようにアドバイスしています。

<月曜日は、あまり先のことまでごちゃごちゃ考えず、「とりあえず、今日1日がんばろう」と考えましょう。>

とくに週始まりの月曜日の朝はトラブルや悩みがなくても憂うつになりがちです。そんなときは“とりあえず今日だけ頑張れれば大丈夫”と自分自身に言い聞かせると、火曜日以降も仕事を乗りきれるようです。

またオンラインカウンセリングを行っているサイト『cotree』では、「気持を切り替えるための自分専用のスイッチを作ろう」とアドバイスしています。例えば“失恋をしたら髪を切る”といったように、意味はなくても行動自体をスイッチにすることで気分を切り替えることができる、というものです。

同サイトが提案している切り替えスイッチを一つご紹介しましょう。

<考えるのをやめて、体を動かし、汗をかく>

体を動かして汗をかくことで憂うつだった気持が汗と一緒に流れ、気分がすっきりする、と提案しています。確かに体を動かすことに気持を集中させると、上手にリフレッシュができるかもしれません。

■妊娠・出産・育児中は「もう仕事したくない……」と思いがち!?

(1)妊娠・出産期の仕事のモチベーション低下の心理とは

アベノミクスの影響で景気が回復してきていると言われているとはいえ、一般家庭ではまだまだその恩恵を受けているとは言えない昨今。

共働きやワーキングマザーの存在が当たり前になっているいま、2016年1月に大手下着企業のワコールが、育休明けから職場復帰した、もしくは半年以内に復帰予定の女性169名を対象に「ワーキングマザーの仕事と育児の両立に関する意識調査」を行いました。

「復帰したら以前と同等の仕事ができると思うか」との問いについて、既に職場復帰している女性は6割以上が「できている」と答えているのに対し、復帰予定の女性で「多分できる」と答えた割合は4割以下。

つまり、職場復帰に不安を抱えていることがわかりました。“育児と仕事を両立できるか”といった自分自身の能力や家族の協力の有無はもちろんのこと、会社や同僚が自分を受け入れてくれるか、といった不安から仕事へのモチベーションが下がってしまうことが考えられます。

(2)妊娠・出産期のモチベーション低下の対策とは

それでは出産前と同様に働くにはどのような対策が必要でしょうか。調査結果では「家族の支えが大切」という回答が大半を占めていました。また子供の病気やケガで急に仕事を休む、遅刻する、早退するといった場合も考えられるため、会社の協力も必要不可欠です。

いかなるトラブルがあっても同僚と協力して仕事が円滑に進むよう、会社側に理解を求めることも大切です。

以上、“仕事をしたくない”ときに使える対処法をご紹介しましたが、いかがでしたか?

誰もが抱くネガティブな感情ですが、少し視点を変えることで気持ちを軽くすることができそうですね。自分自身を見つめなおすことで適切な対処法を見つけましょう。