SMAPの出演調整が難航?TBS『音楽の日』発表遅れの異常事態

写真拡大

 7月16日に放送される大型音楽特番『音楽の日』(TBS系)の出演者発表が遅れている。同番組は6年連続でSMAP中居正広(43)が同局の安住紳一郎アナ(42)とともに司会を務めると6月19日に早々に発表された。計12時間にわたる長丁場で出演アーティストは数十組に上るはずだが、現在のところ出演者は一人も発表なし。その理由としてSMAPの出演調整が難航しているとの見方が浮上している。

■出演して当然のSMAPが…発表遅れの異常事態

 昨年は放送の23日前に出演アーティスト第一弾が決定し、SMAPを筆頭に7組の出演が発表された。だが、今年は放送まで2週間を切っても音沙汰がない異常事態となっている。

 通常であれば、司会を務める中居が所属するSMAPの出演は確実。特に今年は「繋(つな)ぐ」をテーマに4月に地震が発生した熊本と、東北3県をつなぐ中継リレーなどを予定。中居や香取慎吾(39)、木村拓哉(43)が熊本でボランティア活動をした縁もあり、番組のテーマ的にもSMAPは絶対に外せない存在だ。

 今年初めにSMAPが独立・分裂騒動で大揺れになった経緯もあり、ファンは何よりも「5人そろってのライブ」を心待ちにしている。それだけにSMAPファンは心中穏やかでない状況が続いている。

「昨年まではSMAPのチーフマネジャーだった飯島三智氏(59)がジャニーズ系出演者を取りまとめていたのですが、SMAPの分裂騒動をきっかけに彼女は追放同然で退社。今年からは飯島氏との派閥争いで対立関係にあった藤島ジュリー景子副社長(49)が仕切るといわれています。しかし、ジュリー氏はSMAPのグループ活動に消極的。また、騒動でいち早く残留を決めた木村と、ハシゴを外された中居らのギクシャクした空気も解消されていない。TBSとしてはSMAPの出演が必須と考えており、ほぼ出演は決定事項のようですが、演出面で揉めるなど予断を許さない状況。それが発表の遅れにつながっているようです」(芸能関係者)

■音楽番組で露骨すぎる「SMAP外し」の裏事情

 また、7月2日に放送された嵐・櫻井翔(34)司会の大型音楽特番『THE MUSIC DAY 夏のはじまり。』(日本テレビ系)にSMAPが出演しなかったことも異変を予感させた。同番組はジュリー氏が大きな影響力を持っているとされ、対立関係にあった「飯島派」のSMAPは今までも出演していなかった。だが飯島氏の退社で派閥が解消され、SMAPが初参戦するのではないかと期待されていたのだ。

 同番組では嵐をはじめ、TOKIO、V6、KinKi Kids、NEWS、関ジャニ∞、Hey! Say! JUMP、ジャニーズWESTとジャニーズ勢が大挙して登場し、さらに「飯島派」とされてきたSexy Zoneが初出演。メンバー総勢50人をシャッフルしたスペシャル企画「ジャニーズスーパーメドレー」も放送された。

 まさに「ジャニーズ特番」といった趣だったが、SMAPは出演せず。そればかりかメドレー企画でもSMAPの楽曲は採用されなかった。すでに大半のメンバーが退所している光GENJIの『太陽がいっぱい』までメドレーで歌われていたのに、SMAPの曲が無視されるという露骨な「SMAP外し」に違和感を覚えた視聴者は少なくなかったようだ。

「ジャニーズ事務所の実権を握っているメリー喜多川(89)と次期社長と目される娘のジュリー氏は、SMAPメンバーのドラマやバラエティーでの実力は認めていても、グループでのライブ活動は評価しないスタンス。グループとしての実力を認めてしまうと、追い出した飯島氏の手腕を認めることにつながってしまうからです。これは『週刊文春』(文藝春秋)のインタビューで、メリー氏が『(嵐と比べて)SMAPは踊れない』と飯島氏に向けて言い放った一幕が象徴している。この体制が続く限り、SMAPが5人でライブをする機会は滅多にお目にかかれないことになる」(前出・関係者)

 事務所幹部にもメンツがあるのだろうが、全国のファンは5人のライブを待ち望んでいる。是非とも『音楽の日』で5人が笑顔でライブを披露してくれることを期待したいが…。

文・佐藤勇馬※個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、ネットや携帯電話の問題を中心に芸能、事件、サブカル、マンガ、プロレス、カルト宗教など幅広い分野で記事を執筆中。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など多数。