日台の非営利組織、共同でミャンマーの子供たち600人を支援へ/台湾

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(台北 5日 中央社)恵まれない子供たちを支援する台湾の非営利組織「至善社会福利基金会」(台北市)は3日、ミャンマーの子供600人を支援するための共同募金活動に関して、国際的な非政府組織(NGO)「プラン・インターナショナル・ジャパン」(東京都)との協力協定に台北市内で調印した。台湾の非営利組織が国際NGOと協力関係を結ぶのは初。

今回支援するのはミャンマー・マンダレー地方域ニャウンウーに住む0歳から8歳までの子供。350万台湾元(約1150万円)の寄付金を募り、子供たちに就学前教育を行うほか、保護者団体を組織し、親に対する教育を強化する。

この取り組みは、プラン・インターナショナル・ジャパンの働きかけにより実現。共同で活動を行う国に台湾を選んだのは、東日本大震災を機に台湾人の優しさと非営利組織の仕事の速さを深く感じ取っていたためだと鶴見和雄専務理事は語った。

基金会の洪智杰執行長(CEO)によると、ミャンマーで就学前教育を受けられる子供は5分の1に満たない。洪執行長は、蔡英文総統が東南アジアやインドとの関係強化を目指す「新南向政策」を打ち出していることに触れ、台湾の政府や企業に対し、経済だけに目を向けるのではなく、現地の恵まれない人々の発展をも支援していくべきだと協力を呼び掛けた。

(張茗喧/編集:名切千絵)