2012年に誕生したトヨタのスポーツカー「86」が、初めての大幅改良を受け後期型になります。2016年8月1日からの発売を前に、変更内容が公開されました。

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『エンジン吸排気系改良などによる低回転域からのリニアなトルクの立ち上がりの実現』や『ショックアブソーバーのバルブ構造見直しによる優れた操縦安定性の確保』などで走りの楽しさを追求。フロントからリアまで『空力性能向上をメインとした外形デザイン』とするなど、走りの実利を優先した変更ということです。

実際、エンジン出力は207馬力へとアップしていますが、数値上の性能を上げることが目的ではないというのも86らしいところ。単純にパフォーマンスを向上させるのであれば、限定車の「86 GRMN」でやったように専用タイヤを開発してしまうという手段もありますが、それはスタンダードの86としては狙うところではなく、今回の大幅改良においてもタイヤに頼らないという点においてはブレていないと言います。

その一方で、ニュルブルクリンクの耐久レースに参戦し続けていることで得た知見は、しっかりとフィードバックされているのが、改良での注目点になります。

そのひとつが空力性能です。これまではフロントフェンダーの目立つ場所に置かれたエンブレムを移設し、フェンダーガーニッシュには空力デバイスが追加されています。また、イメージチェンジしたフロントバンパーも空力優先でデザインされたものだということです。

グレード構成とメーカー希望小売価格は次の通り。

G:262万3320円(MT)/264万7080円(AT )
GT:298万1880円(MT)/304万8840円(AT)
GTリミテッド:318万3840円(MT)/325万800円(AT)

外観では17インチホイールが新意匠となっていますが、発表会では赤い大型キャリパーを収めた「ブレンボ専用ホイール」のデザインも公開されました。

86にもブレンボブレーキ装着車が設定される模様です。

 

(写真:小林和久 文:山本晋也)

ついに新型トヨタ86登場!後期型へと大幅進化。その変わった点と変わらない点は?(http://clicccar.com/2016/07/05/383790/)