節水を

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「今年(2016年)の夏は危機的な大渇水に見舞われるかもしれません」

司会の羽鳥慎一が心配する。神奈川県を除く1都5県に水を供給している利根川水系の8つのダムの貯水率が過去最低の50.8%になった。このまま続けば、1964年の東京オリンピックの年の「東京砂漠」の再来となるかもしれない。

東京砂漠の時は、1日のうちの最長21時間断水した。水で炊く米を減らすためにパンを食べましょうと呼びかけ、バーでは水割り禁止となり、水ドロボーが頻発した。

給水制限で水道の出が悪くなったりプール中止

今年のダムの水量が少ない理由は、冬に記録的な雪不足で水源地に雪解け水がたまらなかった。5、6月になっても矢木沢ダムでは半分程度だった。もうひとつは7月まで台風がやってこなかったことだ。先日、やっと1号が発生したが、関東への恵みの雨にはなりそうもない。

利根川水系はすでに6月から10%の取水制限をしている。取水制限は河川の水を取り入れる量を制限することで、10%制限は日常生活には影響ないが、20%になると家庭への給水が制限され、水の出が悪くなる。30%になると断水になることもあり、学校のプールなどは中止になる。

8月には1日8時間断水

東京大学・生産技術研究所の沖大幹教授は「今のペースで行くと、最悪の場合、8月には一般家庭でも8時間の断水が出てくるかもしれません。台風がまとまった雨を運んできますと解消するんですが」

ただ、そうなると、洪水の心配がある。

司会の羽鳥慎一「ともあれ、シャワーや歯磨きをするときは、まめに水道を止めるとか、今から夏に備えておいてください」