『恋愛障害 どうして「普通」に愛されないのか? (光文社新書)』トイアンナ 光文社

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 20代〜30代女性から圧倒的な人気を誇るカリスマ恋愛ブロガー・トイアンナ さん。先月発売された初の著書、『恋愛障害 どうして「普通」に愛されないのか?』では、自分を傷つけてしまう恋愛を繰り返す状態を"恋愛障害"と命名し、そこから脱出するためのアドバイスを綴っています。

"恋愛障害"の事例を紹介する第一章では、「別れた男がストーカー化する」ケースに関して、昨今メディアに登場することも多いストーカー及び、ストーカーを引き寄せてしまう女性のタイプについても言及。

「どうしてもストーカーに遭いやすいという女性が、一定の割合でいます。私がこれまでお話を伺ったストーカー被害経験のある女性の共通点は、『拒絶が苦手な人』でした」(同書より)

 ストーカー被害に遭ってしまう女性からヒアリングを重ねた結果、リアルな関係ではもちろん、SNS上のコミュニケーションでも、とにかく「拒絶が苦手」という共通点があることに気付いたと言います。トイアンナさんによれば、ストーカー被害に遭いやすい女性は、メールを貰ったら「返事をしなくては」という強迫観念が強く、LINEの返事やツイッターのリプライも、すべて即レスという、マジメなタイプがほとんどだったのだとか。

 一方、ストーカー気質の男性は、たとえそれがマイナスの反応であったとしても、「いい反応があった」「きっと彼女も僕のことを好きなんだ」と、相手から反応が返って来た時点で、好意だと勘違いしてしまいます。そのため、SNSでアプローチされたとしても、最初から返信しない、スルーするのが肝要だそうです。

「健全な方であれば、自分へ危害を与えそうな男性は、関係の序盤で拒絶できるでしょう。ご飯に誘われても、『忙しいから』と断ったり、プレゼントを渡されても受け取りを拒否できるはずです。最初の小さな『拒絶』が、後のトラブルを防ぐのだと知っているからです」(同書より)

 実は、トイアンナさん自身も、ストーカー被害に遭ったことがある経験者。同書では、自身の経験を振り返り、好きでもない人にまで律儀に対応してしまう背景には、自分に自信がなく、拒絶することへの恐怖感があると分析。トラブルが起きることを未然に防ぐには、"健全な自己肯定感"を持ち、早い段階でキッパリと拒絶すること、元彼・元カノとの関係がトラブルになりそうな場合には、1人で抱え込まずに、早めに専門機関に相談することも提唱しています。

 トイアンナさん自身の経験則をはじめ、恋愛障害から"卒業"し、幸せな恋愛をするためのアドバイスが盛りだくさんの同書は、多くの女性にとって必読の恋愛バイブルと言えるでしょう。