3日、韓国・ソウル中心部の観光地として知られる仁寺洞で、生理用ナプキンが壁にペタペタ貼り付けられるという何とも奇妙な光景が繰り広げられた。写真はソウル・仁寺洞。

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2016年7月3日、韓国・ソウル中心部の観光地として知られる仁寺洞で、生理用ナプキンが壁にペタペタ貼り付けられるという何とも奇妙な光景が繰り広げられた。韓国・京郷新聞などが伝えた。

これは、生理用ナプキンの値上げに反対する女性グループなどが展開したパフォーマンス。骨董(こっとう)店やギャラリーなどが並ぶ仁寺洞通りに用意されたパネルには使用済みに似せた生理用ナプキンや女性用下着が貼り出され、参加者らが「韓国の生理用ナプキンの価格は経済協力開発機構(OECD)加盟国平均と比べ2倍近く高い」などとし、合理的な価格設定を訴えた。また、「学生時代の生理用ナプキンの受け渡しは、まるで麻薬取引のようにこっそりしなければならなかった」「妊娠や出産は高貴なのに、生理は隠さねばならない恥ずかしいことなのか?」など、生理に対する社会的な認識を変えたいとの女性の切実な訴えも貼り出された。

この運動に街行く女性の反応はおおむね好意的だったと各紙は伝えたが、中には「ナプキンを貼り出すのはさすがにやり過ぎでは」との意見もあった。赤い染みの付いたナプキンの生々しさからか、写真の一部をモザイク処理して報じたメディアもあった。

この報道は韓国のネット上で大きな注目を集めており、京郷新聞の記事だけでも4000件を超えるコメントが寄せられている。

「生理は恥ずかしいことでも、隠さねばいけないことでもない。そして、有害なものでも汚いものでもない」
「妻が使うナプキンを買いに行って、あまりに値段が高くて驚いたよ。黙っていたら男には分かってもらえない。このパフォーマンスは決して過激とは言えないと思う」
「ナプキンが高いから学校のトイレットペーパーを代わりに使ってる子もいるよ」

「いい考えだと思う。運動を応援します!」
「これを汚いと言う人はどういうつもり?ただの血でしょ。あなたの体にだって流れてるでしょ」
「生理用ナプキンの値上げは、歯ブラシやせっけんなど生活必需品の一斉値上げと同じこと」

「ヨーロッパ旅行中に生理用ナプキンを買ったけど、その量と質に驚いた。韓国のは質が悪い上に値段も高い」
「これを機に、政府がナプキン価格の規制法案を出してくれたらいいな」
「生理のどこが汚いの?それなら世の中の女性みんなが汚いってこと?」(翻訳・編集/吉金)