それでも社会人!? ありえないと思った電話応対8

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ビジネスマナーはプライベートと仕事の区分をはっきりさせるためにも、相手に不快な思いをさせずに仕事をスムーズに進めるためにも必要なマナーです。特に顔が見えない電話はマナーに気をつけたいもの。電話応対で相手のビジネスマナーがなっていないと感じた経験を、社会人の男性に聞いてみました。

■社会人らしからぬ言葉遣い

・「常にタメ口で、何事に対しても分からないばかり言う」(33歳/その他/販売職・サービス系)

・「ちぃーす、うーっすとか言ってきたやつがいた。バイトかと思った」(31歳/人材派遣・人材紹介/技術職)

ビジネスで話す以上、電話の相手は友だちではありません。自分が働く会社に利益をもたらしてくれる大切な顧客であることも多いため、正しい言葉遣いが求められます。タメ口や体育会系の勢いあまる言葉遣いには気を付けたいですね。

■ビジネスにもプライバシーがある

・「相手の連絡先を大きな声で伝えて、部外者に筒抜け」(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「電話を替わるときに保留せず、向こうの声が丸聞こえ」(34歳/団体・公益法人・官公庁/その他)

オフィスの中で大きな声を出すと、電話の向こうの相手に社内の様子が伝わってしまうこともあります。オフィスではなるべく大声を出さないように心掛けるともに、対応に時間がかかるときは保留にするか、かけなおすなどの配慮を忘れないようにしたいですね。

■感じの悪い会社だと思われるかも

・「電話を切るときの音がデカい。指でそっと切って欲しい」(29歳/自動車関連/技術職)

・「高圧的に話してくる連中には腹立たしく思う」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

普段から物を扱うときに音を立ててしまう人は、電話の切り方に気を付けた方がいいかもしれません。勢いよくガチャンと切るのは相手に冷たい印象を与えます。電話での印象がそのまま会社の印象として残る場合もあるので、話し方も普段よりも穏やかに話すことが大切です。

■電話は第一声が肝心

・「自分の所属や名前を言わずに用件を言ってくる」(31歳/機械・精密機器/技術職)

・「冒頭でいきなり、『はじめまして、こんにちは』と甲高い声で言われたこと」(30歳/医療・福祉/クリエイティブ職)

同じところに何度も電話をかけるようになると、名乗ることを省略する人がいますが、電話は誰が出るかわかりませんよね。失礼にならないよう心掛けたいですね。また、相手が反応に困るような言い回しも避けた方がよさそうです。

電話応対の印象がいいというだけで、その会社の評判がよくなることもあります。ビジネスシーンで電話に出るということはそれだけ責任のあることなのです。たかが電話だと思わずに、責任を持って丁寧な対応を心がけたいですね。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ(2016年5月にWebアンケート。有効回答数206件。25歳〜34歳の働く男性)