中国メディア・中国家電網は6月30日、日本のトイレや便器が中国人にも愛される理由が、日本人のトイレ空間に対する重視ぶりにあるとする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF) 

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 中国メディア・中国家電網は6月30日、日本のトイレや便器が中国人にも愛される理由が、日本人のトイレ空間に対する重視ぶりにあるとする記事を掲載した。
 
 記事は、日本のトイレについて便座の加温、消臭、洗浄、乾燥、抗菌といった機能のほか、用を足す際の音をかき消す装置、さらには音楽を聴いたりゲームをしたりする機能が備わっているものもあると紹介。「考えつくものはすべて形になっている」と評した。また、便座の上に備え付けられているタンクは、手を洗った後に水を貯めておくことができるため、水資源の大いなる節約になるとも説明した。

 さらに、スペースの小さい日本の家屋においてトイレ空間が比較的大きな割合を占めているとし、そこから日本のトイレ文化に対する重視ぶりが説明できると伝えている。日本の民間には「厠の神」を奉るという伝統信仰があることや、トイレ業界が毎年11月10日を「いいトイレの日」としてトイレ文化を宣伝する各種イベントを開催することを紹介した。

 記事は「小さなトイレから、われわれは日本人の細かい部分に対する追求を垣間見ることができる。そしてまた、トイレを大事にしているからこそ、その製品デザインがこれほどまでに人に優しく、中国人をも虜にするのである」と結んでいる。

 日本人のトイレに対するこだわりぶりは、しばしば中国人を始めとする外国人を驚かせるようだ。そこには、トイレの個室が自分ひとりになれるリラックス空間であり、より快適に過ごしたいという願望や、特に汚れや臭いが発生しやすい場所であり、通常の空間以上にクリーンさを保っておきたいという意識が働いているものと思われる。そこに、日本人の「極める心」、「匠の精神」が重なって、日本独特のトイレ文化が形成されているのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)