中国国内では近ごろ、「日本人の子どもは読書好き」といった話題が注目を集めている。タイの空港で飛行機を待つ日本人の子どもたちが、みんなで静かに本を読んでいたとされる画像の拡散がきっかけだ。中国メディア・今日頭条は3日、「多くの中国の親が軽んじていることを、日本の子どもたちは小さい頃から培っている」と題し、日本では生活の至る所に読書をする場所や機会がちりばめられていることを紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF) 

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 中国国内では近ごろ、「日本人の子どもは読書好き」といった話題が注目を集めている。タイの空港で飛行機を待つ日本人の子どもたちが、みんなで静かに本を読んでいたとされる画像の拡散がきっかけだ。中国メディア・今日頭条は3日、「多くの中国の親が軽んじていることを、日本の子どもたちは小さい頃から培っている」と題し、日本では生活の至る所に読書をする場所や機会がちりばめられていることを紹介する記事を掲載した。

 記事は「日本にはもちろん素晴らしい図書館があるが、今日説明したいのは、図書館といった専門の読書環境ではなく、日本の至る所に、思いもよらないほど浸透している読書環境のことである」と説明。まず、日本の病院の待合室にはそれぞれ異なる対象向けの図書や雑誌が置かれており、小児科には児童図書、産婦人科には妊娠や育児などに関する雑誌があると伝えた。

 また、街頭にあるコンビニエンスストアにも本棚があり、立ち読みをする人が目立つこと、電車の中では頭を下げて本を読んでいる人が多いこと、銀行や市役所などにも図書コーナーが存在することを紹介。そして「最もファミリーに愛される読書環境は、レストランだ」として、食堂やラーメン屋などの飲食店にはマンガや雑誌、新聞が置いてあることを説明した。

 記事は最後に「『役に立つ本』、『役に立たない本』というのは本来みんな主観的なもの。将来、いつどこで読んだ本の内容が、どんな作用を起こすか、分からないのである」と結んでいる。

 普段マンガなど読まないのに、たまたま入った喫茶店に置いてあったマンガをなんとなく手に取って読んだらすっかりのめり込んでしまい、全巻読破するに至ったという人がいた。これはあくまでマンガの話であるが、確かに「自分にとって運命の本」にいつ、どこで出会うかは分からない。そして、マンガであろうが小説であろうが絵本であろうが、どんな本が自分の人生に影響を与えるかも分からないのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)