体にうれしく、しかもおいしい

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2016年6月17〜19日に、有楽町の東京交通会館で、現在市販されている「ロカボ」商品が一同に集まるイベント「ロカボマルシェ」が開催された。

主催者も驚くほどの盛況で、会場周辺は長蛇の列ができ、入場制限もかかったほど。ロカボが特別な食事制限ではなく、日常的な食習慣のひとつとして受け入れられつつあるようだ。

美味しく手軽に続けられる

「ロカボ」は、食事でとる糖質の量を減らし、血糖値が上がらないようにする「低糖質食」のことだ。

もともとは糖尿病の食事療法だが、ロカボの提唱者で、北里大学北里研究所病院糖尿病センター長である山田悟医師は、血糖値の上昇を抑えることで、糖尿病の予防だけでなく、肥満やメタボの解消も期待できるとして、普段の食事にとりいれることもすすめている。

「おいしく楽しく食べて健康に!」が生活者から見たロカボの特徴である一方、減量効果や血糖改善効果を証明する研究の数が極めて多いのが、医者から見た際の特徴だと山田医師は言う。

糖質を完全に摂取しないような糖質制限とは違い、ロカボは1日130グラム以下までであれば摂取しても構わない。朝昼夜の各食で40グラム以下、おやつなどで10グラムという計算で、基本的には主食の量を半分に減らしたり、低糖質なロカボ商品に置き換えたりすれば、簡単に達成できる数値だ。

「ロカボマルシェ」に出展していた企業は江崎グリコ、ローソン、紀文食品、キリン、サラヤ、シマダヤ、モンテール、浅田飴、竹本油脂、森永乳業の10社。商品の種類は低糖質スイーツやパン、アルコール、麺類まで幅広い内容となっていた。パンや麺類は食べられて、おやつもあり、お酒まで飲めるとなると、食事制限とは思えないゆるさだ。

また、注意すべきなのは糖質の量だけで、カロリーは気にせず、たんぱく質や油脂を制限する必要はない。主食を抜かなくてもいいし、その他の料理はしっかり食べられるので、空腹感に耐えるというようなつらさもない。

商品も充実し認定マークも登場

ロカボ商品が登場し始めたばかりのころは、食べなれていないことや、スイーツやパンに使われている小麦ふすまなどの独特の風味が気になるとこともあった。今回出展していた各社の商品を記者が試食してみたところ、どれもおいしく、これならまったく気にせず毎日食べられると感じられた。

また、どの商品もコンビニやスーパーで販売されているとのことで、手軽にいつでも買えるのも、魅力のひとつだろう。

さらに、山田医師が代表を務める「食・楽・健康協会」が認定した、ロカボ商品につけることができる「ロカボマーク」も、6月17日に発表された。マークがつくことで、低糖質なのか、そうでないのか、という視点で商品を見つけやすくなる。商品も充実し、注目されつつある「ロカボ」。是非、挑戦してみてはどうだろうか。

(Aging Style)