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6月30日(以下すべて現地時間)、IBMとCiscoはクラウドベースのコラボレーションツールの相互運用を可能にすると発表した。IBMは「IBM Verse」「IBM Connections」、Ciscoは「Cisco WebEx」「Cisco Spark」を改良し、相互運用を実現する。また、「IBM Watson」をアナリティクスやコンテキスト分野で利用可能にすることも同時に発表した。IBMはWatsonによるコグニティブコンピューティングが、CiscoのプラットフォームやIBMのアプリケーションに組み込まれることで、「Watsonで日常の仕事を再定義する」と説明する。

IBMはカリフォルニア大学アーバイン校の論文「The Cost of Interrupted Work: More Speed and Stress」を引用し、従業員は平均11分ごとに割り込みが発生するものの、1つのタスクに集中するには平均25分が必要だと説明。この時間を確保するためにコラボレーションツールの相互運用や、Watsonの利活用で高い生産性を生み出すのが目的だ。オンプレミスやクラウド、もしくはデスクトップといった利用形態と問わず、各ツールによるスケジュールやメモ作成などの日常的なタスクをユーザーに変わって実現し、コンテンツの統合を目指す。

2014年12月にも、Cisco UCS Integrated InfrastructureとIBM Storwizeストレージシステムを組み合わせた「VersaStack」の提供を発表し、2016年6月2日にもIoT分野での提携を発表するなど、良好な関係を続けている。

(阿久津良和)