3日、韓国メディアによると、第2次世界大戦の戦没者遺族でつくる「太平洋戦争遺族連合会」が、公式的に「靖国神社に合祀されたA級戦犯の分祀」の要求を提起すると明らかにした。これについて、韓国のネットユーザーがコメントを寄せている。写真は靖国神社。

写真拡大

2016年7月3日、韓国・ニューシスによると、第2次世界大戦の戦没者遺族でつくる「太平洋戦争遺族連合会(日本遺族会)」が、公式的に「靖国神社に合祀されたA級戦犯の分祀」の要求を提起すると明らかにした。

日本遺族会の古賀誠会長はこのほど、日本メディアのインタビューで、「(神社に)祀られている英霊も今の状況には満足してないだろう」とし、9月に開かれる九州地域の連合会で分祀要求を議決した後、それを全国の遺族会に拡大させる計画を明らかにした。計画に否定的な地域もあるが、最近のアンケート調査の結果では、15カ所の支部が賛成し、反対した支部は4カ所だったという。

靖国神社には現在、約246万6000人の戦没者の位牌が安置されているが、その中でA級戦犯は太平洋戦争を起こした東条英機ら14人。彼らの位牌は、「A級戦犯とは連合国が一方的に規定しただけで、国内法上の犯罪者ではない」という日本政府の判断の下、1978年に合祀された。日本遺族会は「A級戦犯が合祀される過程で、遺族会とは何の議論もなかった」と明らかにし、「A級戦犯の合祀が周辺国との葛藤を呼んだ。天皇や首相、全ての国民が気兼ねなく靖国神社を参拝できるよう、A級戦犯を分祀するべきだ」と主張しているという。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「A級戦犯さえ祭られていなければ、日本の首相が参拝をしても構わない。日本の政治のレベルも韓国と50歩100歩だね」
「分祀してほしい。たった14人が問題となっていたのか…」

「第2次世界大戦の時、靖国神社は日本の帝国主義を普及させるための道具だった。A級戦犯を除いたからといって、靖国神社の意味が変わるわけではない」
「国内ではなく世界の基準で戦犯を判断するべき」

「世界が日本を先進国として認めている理由は、そのように“行動する良心”が存在しているから。統治時代の戦犯を合理化した瞬間、日本は後進国になる」
「靖国神社の関係者が『合祀という概念はあっても、分祀という概念はない』と言っていたことを思い出す。合祀も分祀も人間が作った言葉なのに」
「日本政府はまだ、自国の侵略の歴史を直視できずにいる。A級戦犯が分祀されることは絶対にないだろう」(翻訳・編集/堂本)