1日、中国のインターネット上で、中国人が日本の街角で行ったある活動の様子を映した動画が話題になっている。写真は動画から。

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2016年7月1日、中国のインターネット上で、中国人が日本の街角で行ったある活動の様子を映した動画が話題になっている。

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先日、中国や韓国で通行人とハグすることで平和や友好を呼びかける「フリーハグ」の活動を行っている日本人の桑原功一さんが、北京の路上で目隠しをしてハグを呼びかける動画が大きな話題となった。今回話題になっているのは、中国人留学生の男性が大阪で同様の活動を行った動画だ。

男性は、「私は中国人です。中国では多くの人が『日本人は中国人が嫌いである』と思っています。でも、私はそう思いません。私はあなたを信じます。あなたは私を信じてくれますか?もしそうなら、ハグを」と書いたボードの前で目隠しをして、大阪市の路上に立った。しばらくすると、老若男女の通行人が足を止めて男性にハグしていき、4分ほどの動画の中で20人以上が足を止めて男性の呼びかけに応じた。

桑原さんはこの動画を自身のフェイスブックでシェアし、大阪産業大学の中国人留学生学友会のメンバーが協力して制作したものだと紹介した上で、「僕は彼らと直接面識はありませんでしたが、こうやって行動を起こしてくれたことに感謝しています」とし、「日本でも中国でもお互いに相手国に対する偏ったイメージが浸透しています。大手メディアの情報がすべて真実であるとは限りません。平和を望んでいるのは日本人も中国人も同じ。僕らは本当はもっともっと仲良くなれるんです」としている。

桑原さんのフェイスブックには、日本のネットユーザーから「涙が出るほど感動した。すべては愛と勇気」「批判や差別を恐れずに行動するのは素晴らしいこと」「彼の勇気に感謝します」「白髪の紳士が長居をして彼に何か言っていたのが印象的。差別じゃなく、恥ずかしい思いが先に立って通り過ぎた人も多かったのでは?」「中国人も日本人も同じ人間。嫌いな中国人というのはごく一部」といったコメントが寄せられた。

また、この動画は中国のポータルサイトでも紹介されており、中国のネットユーザーからは「小さい子どもがハグをしに来た時、急に感動してしまった」「心温まる。どんな国の人でも、庶民はみんな善良なんだよ」「政治から離れれば、ほとんどの人はみんな平和を愛してるんだ」「歴史は消えないけど、次の世代の人たちはみんな平和を求めてる」「実は日本人には良い人が多い。日本人だって戦争はしたくないんだよ」「どこにでも良い人はいる。良い人が多数だと信じてる」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)