30日、韓国・中央日報によると、世界的な未来学者であるアルビン・トフラー氏が現地時間の27日に米国・ロサンゼルスで死去した報道を受け、彼が15年前に韓国に放った苦言が注目されている。資料写真。

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2016年6月30日、韓国・中央日報によると、世界的な未来学者であるアルビン・トフラー氏が現地時間の27日に米ロサンゼルスで死去したことを受け、トフラー氏が15年前に韓国に放った苦言が注目されている。

トフラー氏は2001年6月30日、故・金大中(キム・デジュン)大統領に「危機を乗り越えて:21世紀の韓国のビジョン」と題した報告書を渡している。その序文で「韓国は選択の岐路に立っている。自ら選択しなければ選択を強要されるしかない。世界経済において低賃金を基盤にした従属国として生き残るか、競争力を持った先導国になるか、速やかな選択がなされなければならない」と述べている。

また、トフラー氏の忠告は現在の韓国経済にも当てはまるもので、韓国が1990年代末に経済危機を経験した理由について、「90年代初めに米国を中心に新たな価値が創られたことによって、韓国の産業化時代の経済発展モデルがこれ以上効力を発揮しづらくなったから」としながら、「韓国はこれ以上産業化時代の経済に甘んじるのではなく、革新的な知識基盤の経済に主導的に参加しなければならない」と指摘したという。

これを受け、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「こうして見てみると、15年前と変わったところはないな」
「韓国人は勤勉で器用で頭も切れるのに、現実は超低賃金の単純労働で惜しい人材が腐っていく」
「少数の財閥一族が社会のあらゆる富と権力を手に入れて、数十年もの間競争することもなく君臨しているんだから当たり前の結果」

「李明博(イ・ミョンバク)大統領の時、建設オンリーに国家資源を総動員した政策のせいで、今の子どもたちはご飯も喉を通らないくらい弱っている」
「おかしいのは、国民が低賃金政策を支持していること。安い賃金に不満は多いのに、選挙で投票するのを見たら…いつになったら奴隷根性から抜け出せるのだろう」

「ヘル(地獄)朝鮮になることを以前からご存じでしたか」
「もっと早くに変わっていなければ。韓国は予想以上に後進国。変わっていくかこのまま沈んでいくか、まさに岐路に立たされている」

「彼のとてつもない洞察力と経済全般に関する知識に感嘆させられた。世界経済を引っ張って行く知識人がまた一人去って行ってしまった」
「実に客観的に韓国社会を捉えて(痛いところを)単刀直入にアドバイスしてくれた人。安らかにお眠りください」(翻訳・編集/松村)