谷原、大きな1勝を手にしたが五輪には心は向いてないという(撮影:米山聡明)

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<長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ 最終日◇3日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(7,167ヤード ・パー72)>
 国内男子ツアー『長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ』最終日は、リオ五輪代表4番手に位置する谷原秀人が逃げ切り優勝。逆転での代表入りに望みを繋ぐ勝利となったものの現状では、心はブラジルには向けられていないという。
ウィニングパットを決め、力強くガッツポーズ!
 「(仮に)権利があったとしても…、いきたい気持ちはどの選手もあると思うんですよ」と切り出した谷原。「アメリカや日本でやるのであれば出たいですが、身の危険を感じてまでいくことはしない」と世界のトッププレーヤーが欠場の理由としたジカ熱、治安面のうち、後者で大きな不安感を持っているそうだ。また現在1番手にいる松山英樹についても触れ、「英樹も相当悩んでいる。(治安に加えて)スケジュールの面もありますし。彼は日本人1番手でみんなの期待を背負っている」と葛藤する松山の気持ちを思いやった。
 谷原は4日間戦った『全米オープン』で刺激を受けたことでさらなる成長欲を得たという言葉を話していた。海外での戦いは大きな糧になるが、大きな問題を抱えるリオへは「今の情報だけなら、自分からはいきたいと思わない」と出場権を得たとしても欠場する可能性が高いという。
 リオ五輪代表は来週の『日本プロゴルフ選手権』後の7月11日付の世界ランクで決定。この日会見を行った青木功JGTO(日本ゴルフツアー機構)会長はリオ五輪でのトッププレーヤーの欠場続出について「11日に決まって19日の発表までは独自の意見をしゃべることがことができない」と話すにとどまったが、松山の動向を含めた日本代表選手派遣の行方は、世界各国の代表選考と同じような流れになるのだろうか。
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