自動車はどんどんと高性能になってきています。そのため自動車自体の寿命も昔と比べて延びており、故障の頻度も減っているのだとか。

とはいえ、大切な愛車は長く大事に乗りたいですよね。今回は思わずやってしまいがちな、クルマの寿命を縮めてしまう行動を紹介していきます。

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■急発進・急ブレーキを頻繁にする

急発進はエンジンや駆動系に、急ブレーキはタイヤとブレーキ自体に大きな負荷をかけることになります。当然それを繰り返していると対象部分の負担が大きくなり、故障の原因になります。緊急時以外は、あまり急発進や急ブレーキをしないような運転を心がけておくといいでしょう。

■エンジンをかけてすぐに普通に運転する

ついやってしまいがちですが、実はこれもクルマの寿命を縮める1つの原因です。すぐに普通に運転してしまうと、エンジンなどがまだ温まっていない状態での運転となります。クルマのパーツは温まった状態でこそ本来の力を発揮するもの。冷えた状態では無理を強いることになるので、寿命を縮めてしまいます。

クルマに乗らないことが多い

クルマは、エンジンやタイヤなどが動く(運動する)ことで走ります。その運動を滑らかにするためにオイルやグリースがあるのです。クルマに乗らないと回転が起きないため、オイルが部品から落ちたり、グリースが固くなってしまいます。そのような状態になってしまうと始動時に部品に傷がついたり、走行時にうまく回転が起きなくなり、故障の原因にもなるのです。

■停車時にハンドルをきる

停車したままハンドルをきったり、ハンドルをきったままエンジンを止めたり……実はこれらの行動はタイヤやサスペンション、パワーステアリングなどに負担がかかっているのです。最近のクルマは耐久性も優れているため、昔のクルマと違って負荷の量が軽くはなっていると言われていますが、長持ちさせるためには控えておいて損はないですよね。

日頃のちょっとした行動でも積み重なるとクルマへのダメージになります。愛車を長年使うためにも、気をつけたいですね。

(鈴木 唯)

その運転の仕方大丈夫!? もしかしたらクルマの寿命を縮めているかも…。(http://clicccar.com/2016/07/03/382523/)