<ミサイル誤射>蔡総統、軍紀や管理体制の改善求める/台湾

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(台北 3日 中央社)海軍の錦江級哨戒艇「金江艦」(500トン級)の対艦ミサイルが誤射され、漁業関係者4人が死傷した問題。総統府の黄重諺報道官は2日、蔡英文総統は国防部(国防省)と海軍司令などに対し、早急に軍紀や管理体制の改善を図るよう求めたと発表した。

蔡総統は、「部隊の紀律が緩み、管理から訓練にわたり全てに問題が生じた」とし、「三軍を統帥する総統としてこのような事態の発生は受け入れらない」と憤りを表明。海軍司令が責任を持って艦隊を管理し、人員の紀律を保ち、訓練を行うよう指示したとしている。

また、精密兵器の管理については、2カ月以内に具体的な改善案をまとめ、責任の追求と原因究明にも全力で取り組むよう国防部長らに求めた。一方、被害にあった人に対する補償などに関しては、政府が責任を負うとの考えを示したという。

中国大陸や周辺各国に対しては、台湾海峡や地域の安定と平和を維持する従来からの考えを改めて説明するとしている。

(呂欣ケイ/編集:齊藤啓介)