30日、中国外交の新たな切り札として、エネルギー分野での国際協力が威力を発揮している。資料写真。

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2016年6月30日、香港紙・大公報(電子版)は、中国外交の新たな切り札として、エネルギー分野での国際協力が威力を発揮していると伝えた。

習近平(シー・ジンピン)国家主席が発表した経済圏構想「一帯一路」が成果を上げつつある。中国はこれまでにエネルギー分野での協力を目指し、21カ国と覚書を交わした。エネルギー関連基金の資金規模は1000億ドル(約10兆2850億円)を突破。エネルギーは中国外交の新たな切り札に成長した。

中でもカザフスタンに対しては、52項目・270億ドル(約2兆7700億円)の投資を計画。鉄鋼製、農産物などでの協力と同時に、エネルギー分野での関係強化も図る。特に大規模インフラ整備では中国の資金投入が大きな力になる見通しだ。

さらに、アフリカでは鉄道、道路、航空分野での工業化を支援。ブラジルでは物流、電力、情報、保険分野での協力を強化。李克強(リー・カーチアン)首相が現地を訪問するなど、関係強化への姿勢をアピールしている。(翻訳・編集/大宮)