みるみるツヤ髪に!美容師が教える「アウトバストリートメント」の使い方

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梅雨から夏のこの季節は、髪の悩みも一段と多くなる時期。その中でも、多く聞かれる悩みが“パサつき”、“まとまらない”、“広がる”です。

そんな悩みを一気に解決出来るのが“アウトバストリートメント”です。ただ付けるのではなく、しっかりと使い方のポイントを抑えて使用することで、効果を最大限に発揮させまとまる髪へと近づくことができます。

そこで今回は美容師である筆者が、アウトバストリートメントの使い方のポイントをお伝えします。

■アウトバストリートメントの正しい使い方

ベースの髪は、毛先ブリーチでダメージもある髪です。

(1)さっと付けるじゃダメ!しっかりなじませましょう

まずは、適量を手にとります。今回はよりまとまりを出すために、ミルクタイプを使用します。

両手によく伸ばし、まずは毛先を中心に手ぐしを入れるように付けていきます。

その後、手と手で挟むように真ん中から毛先にかけてなじませていきます。

手のひらに残ったトリートメントで必ず表面をなでておきます。そうしておくと表面からのパヤ毛が無くなります。

そして最後にクシやブラシでとかします。とかすことで満遍なくトリートメントをいきわたらせることができ、ムラを防ぎます。

(2)乾かすときは、ドライヤーを上から下に

根元をしっかりこするように乾かした後に、手で表面から軽く引っぱり、ドライヤーを上から下に向けてあてていきます。

そうすることでキューティクルが整い、艶とまとまりが増し、ブラシでのブローも省略できます。

必ず毛先まで手を通していきます。そうすることで、毛先まで艶やかにまとまります。

いかかでしたか? 少しのポイントで見違えるように変ります。この方法を続けることで、“パサつき”、“まとまらない”、“広がる”などの悩みを解消し、ツヤ髪に近づくことができます。

アウトバストリートメントは効果がしっかり出ないと、意味のない無駄使いだと感じてしまいますよね。自身の髪に合う商品が分からない方は美容師さんに相談し、合っているものを効果的に使用していくことをオススメします。

【筆者略歴】

板橋充 ・・・ 美容師。CLASICOサロン代表兼ディレクター。講習活動やヘアメイクも数多く手掛け、各種媒体へのスタイル記載も多数。“5秒でするべき髪型がわかる”という独自のカット理論には定評があり支持されている。

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※ Alliance / Shutterstock