サプリを選ぶ際の基準ってなんですか? 成分の含有量、体内に摂り込める量や早さで選ぶことが多いのでは。そのいずれをも日本を大きく上回っている海外のサプリ。これって安全なの? どうしてこんなに違うの? その疑問を調べてみました。

サプリは食品? 薬?

日本でのサプリの位置づけは栄養補助食品。食品扱いなわけです。食品ですから、厚生労働省で決められている「食事摂取基準(栄養所要量)」にのっとって成分量が決められます。もちろん、サプリの効能として医薬品に匹敵するような「○○が治る」「○○が改善する」といった表記も認められません。あくまでも足りない栄養素を補助する役割としてのものなのです。これに対しアメリカでのサプリは医薬品と同等という位置関係にあり、医療の現場でもサプリを活用しています。医薬品と同様に厳しい審査があるため、高水準で安全なサプリが流通しているのです。

予防医学が進んでいるアメリカ

日本では公的保険制度(国保や社会保険)があるため、病院にかかっても1割〜3割の負担で済みますが、アメリカにはこういった制度がないので、病院にかかると10割負担が基本です。民間の保険は高額で加入できるのは6人に1人ともいわれています。医療費が高額になるので病気にならないための「予防医学」が発達しており、サプリメント専門医も存在します。医療用サプリメントも普通に手に入るため、いろいろなサプリを摂取して健康であろうとする意識が強いのです。

海外産のサプリを選ぶには

アメリカでは世界でも高水準といわれている政府機関のFDA(アメリカ食品医薬局)が、サプリを厳しく審査しています。医療用サプリは医薬品と同じなので、医薬品や医薬用具を製造する際の管理や過程を定めたGMP規格で作られています。そのため、栄養素の質も成分の含有量もかなり高いです。そのぶん効果も高いわけですが、成分によっては過剰摂取による副作用の危険もあります。調べると副作用のリスクや危険な摂取量がわかりますので、よく調べてから摂取することが必要です。信頼のおける輸入元やメーカーのものを選び、成分や加工法を確認しましょう。厳しい審査を通ったサプリは、全成分の表示と加工法の表示が義務付けられています。

サプリの摂取も目的に応じて、成分や量が変わってきます。安全で最大の効果を得られるように、自分でもよく調べて摂取することが大切です。


writer:しゃけごはん