そうだったのか!「お金持ちなのに不幸な人」にならない秘訣が判明

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生きていくためになくてはならない“お金”。

「お金さえあればなあ……」とため息をついている人も多いのではないでしょうか。

食べ物、家、ファッション、教育……お金がなければできないことは数え切れないほど沢山ありますよね。

なかには、「お金さえあればほとんどの悩みが解決する!」「お金で愛も幸せも買える!」と極端なことを主張する人もいます。

誰もが気になる“お金と幸せの関係”。本当のところは、どうなのでしょうか?

■研究で判明! “お金持ちなのに不幸な人”にならないヒケツは、“寛大さ”

ほとんどの人は、“お金と幸せ”の両方を手に入れたいと願っているのではないでしょうか。

お金はとても大切なものですが、あくまで“幸せになるためのツール”。

お金が沢山あるのにいつも不幸な気分だったら……正直、意味がないですよね。

じつは、「お金と幸せには相関関係がない」ということは、多くの研究ですでに明らかになっているのです。

その理由のひとつとして、海外サイト『Money』の記事では、

<人間は富を多く手に入れるほど、物惜しみするようになるからだ>

と説明しています。

この事実は、カリフォルニア大学バークレー校の研究チームが“モノポリー”というゲームを使って実験した結果、判明しました。

ありあまる富を手に入れて物惜しみするようになると、他人と距離を置くようになり、だんだんと孤独に。

これが、幸せに悪影響を及ぼすのだそう。

<ノートルダム大学の研究結果では、“寛大さ”をあらわす指標―例えば、お金を与える、ボランティア活動をする、友だちがいる等―と幸福とは相関性が高いことが判明した。同様に、調査を実施した136ヵ国のうち93%において“寛大さ”が幸福に好影響を及ぼした>

「他人のためにお金を使うと幸せになれる」という類の言葉をよく聞きますが、決してきれい事ではなく理にかなっているということですね。

もちろん、自分の将来のためにも、ある程度のお金を貯めておく必要はあります。

しかし、あまりにも自分のお金に執着しすぎると、今度は目に見えない大事なものを失うことになるのかもしれません。

■「お金で幸せは買え……ることもある!」キーワードはやっぱり“モノより経験”

「お金で幸せは買えない」というのが通説ですが、それに異議を唱えているのがハーバード大学のマイケル・ノートン准教授。

海外サイト『Forbes』の記事に掲載されていたノートン准教授のコメントによると、“モノより経験”にお金を払ったほうが同じ金額でもより幸福感を感じるのだそう。

そしてさらに幸福感をアップさせるためには、上記と同じく“友だち・家族・パートナー”の存在が必要不可欠。

<経験を他人と共有することによって、セロトニンがより多く放出されることも付け加えておこう。自分ひとりだけで経験する場合よりも、他の誰かと一緒に経験したほうが、より幸せな気持ちになるということだ>

「モノより思い出」という有名な車のキャッチコピーがありましたが、まさにその通りだということですね。

「素敵なバッグや化粧品をたくさん買ったけど心が満たされない……」とお悩みの方は、このキャッチコピーを実践すると心のモヤモヤがスッキリ晴れるかもしれません。

以上、誰もが気になる“お金と幸せの関係”についてご紹介しましたが、いかがでしょうか?

この記事を読んで、イギリスの有名な小説『クリスマス・キャロル』のストーリーを思い出した方は多いのではないでしょうか。

冷酷無慈悲な大金持ちの老人スクルージがクリスマス・イブの夜にみた悪夢をきっかけに改心する、というあらすじのこの物語。

孤独な守銭奴だったスクルージは、困っている町の人々のために奔走することで“幸せな金持ち”に生まれ変わりました。

今から100年以上前に書かれた作品ですが、“お金と幸せの関係”は時を経ても変わることはないようですね。