Doctors Me(ドクターズミー)- 自分の血液型、唾液でも調べる事ができますが…〜その1〜

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日本人は血液型占いが特に好きな民族らしく、新しい彼氏や彼女が出来る度に、相手の性格や自分との相性を調べる人も大勢います。 まあ占いですから、あくまでも当たるも八卦、当たらぬも八卦ではありますが、実際、血液型から分析出来る事柄は多々あって、ノロウイルスに感染しやすいか、感染しにくいかまで分かってしまうと言うから侮れませんよ。

血液型を調べるための採血は怖い!

赤ちゃんが生まれると昔は、数日後には血液型を調べる検査をしていました。しかし、今は殆どの医療機関で、新生児の血液型判定検査はしません。

というのも、生まれたばかりの赤ちゃんの血清内ではまだ抗体が生成されていないため、明確な診断が下せないからです。

お陰で、血液型を知る機会のないまま大人になる人もいて、いざ、血を抜いて検査となると、“痛そう、怖い!!”とビビってしまわれる方もおられます。

そこで、何とか採血せずに血液型を知りたいと、あれこれ調べ、辿り着いたのが、「唾液で血液型が分かる」という話!
もし、それが本当なら、あの恐怖や苦痛を味わわなくてもいいのですから、こんなに嬉しい事はありませんよねぇ!!

唾液で血液検査は出来る。が、しない、したくない

唾液は確かに血液と同じ、身体から出る液体です。
とは言え、血液が混じっているようには見えません。
「唾液で血液型が判定出来るなんて有り得ない」と、思われそうですが、実は日本人の場合、8割方可能であると見ていいでしょう。


私たちの体内から分泌される体液は全て、血液型と同じ抗原を持っている

A型の人はA型の汗を掻き、よだれを流し、尿を排泄しています。

これは小腸などの一部の粘膜、更に、皮膚や爪、髪の毛なども同様です。事件捜査でよく、頭髪から血液型が割り出されているのはそのためです。

ところが、そうした体液や部位が、血液型と同じ抗原をもつためには、「Se酵素」という名の酵素によって分泌が促されなければなりません。

当然ですが、Se酵素の有無によって、抗原を持たない唾液や粘膜もあるという訳です。

抗原を持つ体液を持つ人を「分泌型」持たない人を「被分泌型」と呼ぶ

当然ですが、被分泌型の人は、唾液から血液型を調べることは出来ません。
日本人の場合は、80%が分泌型だとされていますが、そもそもSe酵素は Se型の遺伝子によって作られるものですから、親子代々 20%の被分泌型一族である場合もあるでしょう。

それを考えると、やはり採血は誰でもが確実に血液型を明らかに出来る手法

医療機関でも、いちいち分泌型か、被分泌型かまで調べるなんて面倒な事はしたくありませんから、「唾液で調べて欲しい」と言っても、そう容易には受け付けてはもらえないでしょうね。

次回は分泌型とノロウイルスの関係性、キスなど、接吻からの感染病について掲載していきます。