30日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、大気汚染の影響で中国人の平均寿命が25カ月縮まっているという研究結果が発表された。写真は15年12月、大気汚染が深刻になった北京市。

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2016年6月30日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、大気汚染の影響で中国人の平均寿命が25カ月縮まっているという研究結果が発表された。

国際エネルギー機関(IEA)の大気汚染に関する報告書によると、実に97%の中国人が世界保健機関(WHO)の基準を上回るPM2.5にさらされており、毎年100万人が室外の大気汚染が原因で早死にしているという。また、室内の大気汚染も深刻で、料理などの際に有機物を燃やしたり、品質の悪い燃料を使った暖房を使用したりすることが原因で、毎年120万人が命を落としているという。同報告書は、大気汚染によって中国人の寿命が平均して25カ月縮まっているとしている。

IEAは「中国政府は問題解決に努力しているが、高齢化で人々の抵抗力が低下していることもあり、早死にする人の数は増え続けている」と指摘している。なお、世界では大気汚染の影響で早死にする人が毎年650万人いるとされている。(翻訳・編集/北田)