大腸がん予防に!栄養士が教える効果的な「昆布だし」のとり方

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男女ともに罹患者数も死亡者数も多い大腸がん。家族歴なども関係してきますので、アラフォーになってくるとちょっと心配な人もいるはずです。

食物繊維の不足や肉類やバターなど脂肪の多い食べ物のとりすぎなど、日々の食習慣でリスクが高まるといわれています。しかしその一方で、日々の料理作りで“だし”のとり方を工夫するだけで、なんと罹患のリスクを下げられるというのです!

今回は、オランダのエラスムス大学などの研究を参考に、大腸がんを予防できる“だし”のとり方を紹介します。

 

■“昆布だし”で大腸がんを予防!?

普段から料理をするとき、カツオブシや昆布で“だし”をとっている人は少なくないと思います。

“だし”をとる際の代表的な食材の1つとして昔から使われる昆布ですが、実はこの海藻には大腸がんを予防するパワーがあると、オランダのエラスムス大学の研究者などの調査で分かったのです。

そのからくりは、昆布の“うま味成分”として知られるグルタミン酸の存在。同大学の研究者らが5,362人の食習慣を長期的に調べてみると、グルタミン酸をたくさん口にしている人ほど、そうでない人と比べて22%も大腸がんになるリスクが低かったそうです。

BMI(体格指数)ごとに見てみると、25以下の人の場合はなんと42%もリスクが下がるそう。

日本ではBMIが25を超えると太っているとみなされます。言い換えれば、やせ型や普通の体型の人ほど、昆布に含まれるグルタミン酸の予防効果が高くなるといえます。

 

■管理栄養士が伝授! 上手に昆布だしをとるコツ

では、昆布に含まれたグルタミン酸を最大限に抽出するためにはどうすればいいのでしょうか?

一般的に水の状態から昆布を入れ、沸騰する前に取り除くといった方法が知られていますが、専門家の意見はどうでしょうか? 管理栄養士で『WooRis』ライターでもある望月理恵子さんに聞いてみると、

「弱火でゆっくり加熱しながら、60度のお湯に昆布を60分ほど漬けます。沸騰すると昆布からぬめりが出たり、旨みが出なくなったりしてしまいます。かといって低い温度でも昆布の臭みが出てしまいます」

とのこと。また、グルタミン酸はイノシン酸と一緒になるとおいしさが増すそうで、

「昆布を取り出し加熱して沸騰したら、かつお節(イノシン酸)を加え、30秒ほどで煮出すと、渋みも出ず美味しいだし汁がとれます」

といったアドバイスもくれました。上述の方法で“だし”を上手にとり、ご家族の健康を守りたいですね。

 

以上、昆布に含まれるうま味成分であるグルタミン酸には、大腸がんを予防する効果があると述べましたが、いかがでしたか?

「毎回だしをとるなんて、面倒……」という方は、あらかじめだし汁を抽出して、大きめのペットボトルに入れておくと使うときに便利かもしれませんね。

(ライター 坂本正敬)

 

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【参考】

※ Baseline dietary glutamic acid intake and the risk of colorectal cancer: The Rotterdam study - Wiley Online Library