1日、環球時報によると、中国国防部の呉謙報道官は、今年行うロシアとの海上軍事演習に関し、「南シナ海付近で実施する可能性がある」と語った。資料写真。

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2016年7月1日、環球時報によると、中国国防部の呉謙(ウー・チエン)報道官は先月30日、今年行うロシアとの海上軍事演習に関し、「南シナ海付近で実施する可能性がある」と語った。

中ロが2012年に始めた海上軍事演習は年1回のペースで実施されており、両国が行う合同軍事演習としては最大規模。12年は中国・青島(山東省)付近の黄海、13年はロシア・ウラジオストク付近の日本海、14年は再び中国というように実施先は両国付近の海域が交互に選ばれている。

中国はこれまで司令部を青島に置く北海艦隊、浙江省寧波に置く東海艦隊が中心となる演習を実施したことから、次は南海艦隊(広東省湛江市)が主力となる可能性が「非常に高い」という。

両国はかねてより「軍事演習は第3国を念頭に置いたものではない」と説明してきたが、南シナ海付近で実施した場合はこれまで以上の関心を呼びそうだ。この問題に関し、軍に近いある人物は「演習は常態化したものであり、外部があれこれ考えることではない。第3国に向けたものではないが、地域の敏感性を考慮してわざわざ回避するようなこともあり得ない」と指摘した。(翻訳・編集/野谷)