中国ではすでに学生の夏休みが始まり、長期休暇を利用して海外旅行を計画する人も増えている。日本は依然として人気の渡航先だが、個人旅行はツアーと違い、思わぬトラブルが起きることも少なくない。中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本への個人旅行で注意すべきこと」について論じる記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国ではすでに学生の夏休みが始まり、長期休暇を利用して海外旅行を計画する人も増えている。日本は依然として人気の渡航先だが、個人旅行はツアーと違い、思わぬトラブルが起きることも少なくない。中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本への個人旅行で注意すべきこと」について論じる記事を掲載した。

 記事はまず、交通の面では「タクシー料金が高い」ことを挙げた。中国のタクシーは日本ほど高くはなく、比較的気軽に利用できる存在だが、日本ではなるべくタクシーは使わないようにと呼びかけた。

 続けて、日本は公共交通機関が発達しているため、これらを利用するよう勧めているが、これだけ多くの外国人旅行客が訪日するなか、タクシーは「高い」という印象で利用が避けられているのは、旅行客増加という恩恵をあまり受けられていないことを示唆するものだ。

 次に注意を促したのが「ホテルの予約」だ。日本のホテル料金は1人あたりの金額計算であり、部屋単位で計算する中国とは異なるため注意が必要だと指摘。また、飲食に関しては、「飲用水」と「ラーメンの食べ方」を伝授。日本の飲食店では、冬でも冷たい水が提供されるが、冷たいものはあまり口にしない中国人にとって飲み慣れず、注意が必要だと指摘した。ラーメンの食べ方についても、食事では音を立てない日本であるが、例外的に麺だけは音を立てて食べるとおいしいという意味になると注意を促した。

 買い物についても注意点を2つ挙げた。それは、日本では商品にすべて価格が付けてあり「値切る習慣がない」こと。中国では場所や店舗によるものの、交渉により価格を決める前提で価格を明記していなかったり、値切られることを前提に最初から価格を高めに設定している店もある。値切ることが当然の中国人からすれば、日本の商業習慣は確かに要注意だ。

 最後に記事は、トイレでは紙をゴミ箱に入れず、トイレに流すように注意を促している。トイレの問題は実際に日本各地で起きていることで、これは中国では紙を流すと詰まるという理由で、使用済みのトイレットペーパーをゴミ箱に捨てるのが一般的であることが背景として存在する。だが、日本を訪れる前に、こうした記事を通じて日本の習慣を学んでおくことは良い心がけだ。こうした記事が増えることで、中国人旅行客によるマナー違反やトラブルが最小限に抑えられることを期待したいところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)