30日、観察者網によると、ドイツの自動車大手のフォルクスワーゲンがディーゼル車の排ガス不正問題をめぐり、米当局と購入者に147億ドルを支払うことで合意したが、韓国の消費者に対しては賠償できないとの考えを示している。

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2016年6月30日、観察者網によると、ドイツの自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)がディーゼル車の排ガス不正問題をめぐり、米当局と購入者に147億ドル(約1兆5100億円)を支払うことで合意したが、韓国の消費者に対しては賠償できないとの考えを示している。

理由は「米国とは違い、韓国では法的な問題とならないため、賠償はできない」というもの。同社の韓国法人は「韓国や欧州では法律上、排ガス操作に当たらない」とした上で、「米国の賠償案はVWの法的な責任を認めたわけではない」と補足した。また、同社は「米国は排ガス基準が他国に比べて厳しく、構造も異なる。このことは、米国以外の地域の法律や規定に適用したり、影響を与えたりしない」と強調した。

一方で、道義的責任があることは認めた。「今回の問題を重く受け止めている。韓国の顧客の信頼を失ったのは非常に残念で、道義的な責任を感じている。われわれは韓国政府部門との間で問題を早急に解決し、顧客の被害を最小限にとどめるよう努力をする」とし、リコールについて環境部と協議を行っていることや、100億ウォン(約9億円)規模の社会貢献事業を計画していることを明かした。(翻訳・編集/北田)