30日、小田急電鉄江ノ島線の踏切にジャガイモがばらまかれ電車が一時停止したトラブルが、韓国では日本と異なるニュアンスで伝えられた。資料写真。

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2016年6月30日、小田急電鉄江ノ島線の踏切にジャガイモがばらまかれ電車が一時停止したトラブルについて、韓国・ファイナンシャルニュースが伝えた。

トラブルがあったのは26日、乗客がツイッターで珍事を報告したことから話題が一気に拡散した。乗客は「おじいさんが線路にジャガイモを置いて逃げて電車が止まった」などと書き込み、列車を停止させた運転士が自らジャガイモを拾う姿の写真も掲載した。小田急線では「線路内に野菜が入り込んだため遅れています」とアナウンスしたという。詳しい事情は不明だが、列車には10分ほど遅れが発生し、ツイッター上には「アナウンスで『踏切内に野菜が散乱しているため、安全確認を行っております』って言われて許すしかないじゃん」などのコメントがあった。

ファイナンシャルニュースはツイッターから写真を引用しこれを伝えたのだが、状況から「ジャガイモを運んでいたおじいさんが踏切で足を踏み外し、ジャガイモを取り落としたのだろう。列車が近づいて来て拾うことができず、おじいさんは地団駄を踏んでいた」「列車の運行は多少遅れたが文句を言う乗客はいなかった」などと説明、「お年寄りのために止まった列車」との見出しで報じたため、韓国のネットユーザーには日本での受け止め方とは異なるニュアンスで伝わったようだ。

記事には、「日本はさすが先進国だな」「韓国では想像もできないことだね」「韓国なら車掌は即クビだ」「韓国なら列車遅延で損害賠償訴訟になる」「日本のバスはお年寄りが席に座るまでエンジンをかけないくらいだよ。思いやりの次元が違う」「見出しを見て韓国の話ではないことがすぐに分かるという悲しい現実」「日本の庶民にとってはこれが普通なんだね。政治的な争いさえなければ、日本は韓国より立派な国だと思う」など、日本を称賛する声が多数寄せられている。

また、「温かい人間味が感じられる話だ」「感動的」「たった一人の善行で国全体のイメージが上がる。皆さん、善い行いをしよう!」「韓国人もナッツのために飛行機を後戻りさせたことがある温かい民族だ」などのコメントもあった。(翻訳・編集/吉金)