子ども部屋をどう作るかは「まだ存在しない壁」で解決 #かしこい都会の家

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家を建てるとき、案外悩むのが子ども部屋です。

子どもが小さいときは目の届くところに居てほしいし、子どもが成長するまで1室が無駄になってしまうけど、将来のためには子ども部屋が必要……。

そんなジレンマを解消する画期的な住宅を、インテリアと建築のプラットフォーム「homify」で見つけました。



東京を拠点にする富永大毅建築都市計画事務所が手掛けた「屋根型の住宅/house of roof shape」は、もともとバブル期に建てられたマンションの一室でした。

それを、両親と子どもの4人家族が暮らす住宅にリノベーションしたのです。



「屋根型の住宅」のキーポイントは、今はまだ存在しない「未完の壁」を取り入れたこと。

はじめはオープンにしておいて、子どもたちが屋根型の壁に頭をぶつけるまで大きくなった頃、壁を取り付けてプライベート空間を作る計画です。




メゾネットの2階が、キッチンとリビング。

屋根型が連続する2階はとても開放的で、どこからでも子どもたちを見守ることができます。



キッチンは床がダークブラウンになっていて、落ち着いた雰囲気。




1階の壁は、斜めにカットされた台形になっています。





壁と天井の隙間は「やがて子どもが大きくなったとき、そこから新たな風景が見えるように」というアイデアから生まれました。



アーチ型の入口に頭をぶつけるようになったら、屋根型にくり抜かれた壁は閉じられて、リビングと子ども部屋を分ける新たな壁が生まれます。

子どもの成長に合わせて、空間そのものを変化させる。

壁ができ上がるのが嬉しくもあり、ちょっぴり寂しくもある、そんなリノベ住宅でした。

屋根型の住宅/house of roof shape [homify]