1日、香港返還の日となる1日、香港では記念すべき日としさまざまなお祝いイベントが予定されている。一方で、政府に民主や普通選挙を求める活動団体が総動員する恒例の日にもなっている。写真は香港。

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2016年7月1日、香港返還の日となる1日、香港では記念すべき日とし、さまざまなイベントが予定されている。一方で、政府に民主や普通選挙を求める活動団体が総動員する恒例の日にもなっている。環球時報が伝えた。

2003年7月1日に、国家の分裂の企図、政権転覆、機密情報の流出などを禁じるよう、中国政府が憲法修正を求めた「基本法23条」の立法に反対する数十万人規模のデモが起きたことをきっかけに、毎年この日に大規模なデモが行われる。今年は民主や普通選挙を求める「泛民主派(パン・デモクラシー・キャンプ)」の団体が10万人規模のデモを行うと伝えられている。

10数年間にわたり同様のデモが行われ毎回大きなトラブルが起きることなくデモが収束するが、今年は違った様相を呈すると香港サウスチャイナ・モーニング・ポストが指摘する。

香港の数団体がすでに政府関連の建物付近でデモを行うと声明しており、ポスターを作成し貼り出す団体も見られている。ところが、ポスターでは黒ずくめの人物がこん棒を持つ人物が描かれ、こうしたポスターが香港の警察当局の注意を引き、デモ参加者が武器を携帯するのではと当局が懸念している。警察はデモの予告があった場所の警備を強化し、武器の持ち込みを防止すると発表している。

デモ団体の代表者は、「デモの許可がないため、違法な集会にあたる。そのため、参加者には黒ずくめの服と顔を隠す服装を呼びかけている」と語り、自ら警察と衝突することはないが、衝突した際に抵抗しないことはありえないと述べた。こうした集会に対し香港の議員からは再び暴動が起きるのでは懸念する声が聞かれている。(翻訳・編集/内山)