「○○してやってください」だとぉ!? 仕事でびっくりした言葉遣い8

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意識しなければ間違ってしまいそうになるビジネスでの言葉遣い。普段何気なく話している言葉でも、もしかしたら周囲を驚かせているかもしれません。ビジネスで間違っている言葉遣いに驚いた経験を、社会人の男性に聞いてみました。

■相手を労わったつもりが……

・「ご苦労様です。目下目上に関係なく使わないほうがいい」(33歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「年下の社員に、ご苦労様ですって言われたときはびっくりした。ご苦労様じゃなくて、お疲れ様でしょう」(28歳/電力・ガス・石油/販売職・サービス系)

言った本人は相手を労わったつもりかもしれませんが、言葉遣いが間違っているだけでその気持ちが伝わらないどころか失礼になってしまうことも。ビジネスシーンでは「お疲れさまです」と言っておいた方が間違いなさそうですね。

■丁寧すぎる言葉もなんか変

・「役職に様を付ける、過剰な丁寧語」(33歳/電機/技術職)

・「二重敬語をきいたときに思ってしまう」(31歳/建設・土木/事務系専門職)

印象をよくしようと言葉遣いに気を使っている人に多い過剰な丁寧語。役職に敬称を付ける必要はなく、敬語も多用すると不自然な言葉になってしまいます。言葉は丁寧だからいいというわけではないようです。

■一見普通に聞こえるけれど

・「『よろしかったですか?』じゃなくて『よろしいですか?』って事」(33歳/建設・土木/販売職・サービス系)

・「○○してやって下さいと上から目線な丁寧語を使われたとき」(31歳/機械・精密機器/技術職)

「よろしかったでしょうか」「あちらの方に」など、いわゆるバイト言葉と言われる言葉を多用している人も多いようです。「してやってください」「しちゃってください」なども多く聞かれるため、つい使ってしまいそうになりますが、注意が必要ですね。

■正しい日本語を覚えましょう

・「多すぎます。主に多いのは、ら抜き言葉」(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「『とんでもございません』という言葉が頻繁に飛び交っているとき」(32歳/情報・IT/事務系専門職)

近年、一般的によく聞かれるようになった間違った日本語。物事が可能であることを伝える際「ら」を抜いて表現したり、接続詞として適切でない言葉をくっつけて使用している人も多いよう。正しい日本語を覚えるのはけっこう難しいことなのかも。

多くの間違っているとされる言葉に驚いた人はたくさんいるようですが「ビジネスマナーにうるさい人が、間違った言葉遣い・敬語を使ったとき」(33歳/機械・精密機器/その他)という意見もあるように、自分の認識がすべて正しいとは限らないこともあります。言葉遣いを指摘されたときは真摯に受け止め、改善していくことが大切ですね。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ(2016年5月にWebアンケート。有効回答数206件。25歳〜34歳の働く男性)