29日、中国製CPUを搭載した中国の新型スパコンが世界最速と認められ、国際特許申請数でも中国IT企業が上位を占めるなど、中国の台頭が著しくなっている。資料写真。

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2016年6月29日、韓国メディアによると、中国製CPU(プロセッサ)を搭載した中国の新型スーパーコンピューター(スパコン)が処理速度で米国を上回り、世界最速となった。韓国はIT大国として名をはせているが、国際特許申請数でも中国IT企業が上位を占め、中国の台頭が著しくなっている。中国網が伝えた。

20日に開催されたスパコン関連の国際会議「インターナショナル・スーパーコンピューティング・カンファレンス」で発表された処理性能トップ500ランキングで、中国が開発した「神威太湖之光(Sun Wey Taifu Light)」が首位となった。

神威太湖之光は93PetaFLOPSで、3位の米国製スパコンのおよそ3倍という性能を示した。2位も中国製スパコン・天河2号が34PetaFLOPSを記録し、1位、2位を独占する結果となった。中国紙・第一財経は「米国製CPUを搭載せず、独自に開発した中国産CPUが初めて世界一になった」と報じている。

トップ500にランクインした中国製スパコンは167機種に上る。選出のガイドラインを作成した米テネシー大学の専門家は、中国製スパコンは数、性能とも初めて米国を上回ったとし、「テクノロジーの分野でも驚くほどの成果を上げている」と述べた。

また、特許の分野でも中国が徐々に存在感を高めている。華為(ファーウェイ)を筆頭に、小米(シャオミ)や中興通訊(ZTE)、聯想(レノボ)といったIT企業が技術提携や企業合併・買収(M&A)、研究開発(R&D)、投資などの手段で特許権を得ている。

華為は世界13地域で研究開発センターを稼働させ、特許協力条約(PCT)に準拠して、2015年の申請数は3898件で世界最多。韓国サムスン(1683件)の倍以上となっている。中興は3位(2155件)、液晶大手BOEは14位、騰訊(テンセント)は20位。小米は5月に米マイクロソフトから特許1500件を買い入れ、聯想も米モトローラ・モビリティを買収し、同社の保有する特許を得ている。(翻訳・編集/岡田)