30日、京都の食肉卸業者「牛若商事」が高級和牛を安価な和牛と偽装し納入したニュースは中国でも伝えられ、ネットにはさまざまな反応が寄せられている。資料写真。

写真拡大

2016年6月30日、京都の食肉卸業者「牛若商事」が高級和牛を安価な和牛と偽装し納入したニュースは中国でも伝えられ、ネットにはさまざまな反応が寄せられている。

牛若商事は3月、滋賀県のホテルに京都産和牛を納品する際、在庫が切れたため同和牛より高価な近江牛を偽装し納入した。ホテルは和牛食べ比べのイベントで使用し、異変に気が付いたホテルが問い合わせ発覚した。牛若商事は「近江牛なら喜んでもらえると思った」と経緯を語っており、牛トレーサビリティー法違反の疑いもあるとして近畿農政局に自己申告した。

同ニュースに中国では、「高価なものを安価なものに偽装しても法律違反に変わりはない」「中国でも同様のケースは珍しい事ではない。俺が働く工場でも在庫切れの際に注文のものより良い商品を代わりに納入することがある」との声が聞かれた。

さらに、台湾メディア・自由時報は「仏の心を持った日本企業」とたたえた。これに対し台湾ネットでは「正直に在庫がないと相談すればよかったんだよ」「どんな肉を納品したのかは焦点ではない。問題は偽装したことで信用を失うということ」と否定的な声があった一方、「敬服せずにはいられない」「台湾なら注文の肉より悪いものを納入するだろうな」「台湾ならむしろ称賛される」「何が問題なの?」と偽装は顧客に喜んでもらいたいからという肯定的なとらえ方をするコメントが数多く寄せられた。(翻訳・編集/内山)