29日、中国共産党の党員や党幹部の自殺率が、胡錦濤政権時の倍近くまで高くなっているとの推計が出された。写真は中国政治の中枢・中南海。

写真拡大

2016年6月29日、中国共産党の党員や党幹部の自殺率が、胡錦濤(フー・ジンタオ)政権時の倍近くまで高くなっているとの推計が出された。仏RFI(中国語電子版)が伝えた。

香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストに掲載された王向偉氏の署名記事では、習近平(シー・ジンピン)氏が2012年に政権を掌握して以降、「非正常死亡」(川で溺死、アルコール中毒死など)した党員・党幹部が少なくとも50人以上とする今年1月の中国誌の報道に基づき、現時点までに自殺または「非正常死亡」した人は120人近いと推計した。これは、胡錦濤政権時(2003〜12年)に報告された68人の倍近い数字だ。

最近では、中国共産党の理論誌「求是」の副編集長、朱鉄志(ジュウ・ティエジー)氏が26日未明、北京市内の職場の地下駐車場で首つり自殺した。胡氏の元側近で、14年12月に失脚した大物政治家の令計画(リン・ジーホア)氏との関係を指摘する声もある。

今月中旬には、広東省委副秘書長で前湛江市委書記の劉小華(リウ・シャオホア)氏、広東省深セン市塩田区保密(機密保護)局長の蕭碧波(シャオ・ビーボー)氏、甘粛省地税局副処級官員の3人が自殺している。(翻訳・編集/柳川)