台湾機墜落  事故調が報告発表、「機長ら適切な操作しなかった」

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(台北 30日 中央社)飛航安全調査委員会(飛安会、航空事故調査委員会)は30日、昨年2月4日に起きたトランスアジア(復興)航空GE235便墜落事故に関する調査結果を発表した。機長らが適切な操作をせず、コミュニケーションに問題があったことを事故の主な原因として結論付けている。

事故では43人が死亡、地上にいた2人を含む17人が負傷した。事故機は当日、午前10時51分に台北松山空港を離陸。約1分後に第2エンジンで異常が発生し出力が低下した。だが、機長らは正常に作動していた第1エンジンを誤って停止させ、墜落に至ったとされる。

飛安会は、事故機の機長について、エンジンの停止など緊急事態を想定した過去の訓練で対応に問題があったと指摘。トランスアジア航空はその後の訓練強化を怠ったとした。

報告を受け、トランスアジア航空は、継続して安全強化に取り組む考えを強調。犠牲者の遺族や負傷者とは和解が進んでいるとし、今後も引き続き話し合いを行うとしている。

(韋枢、汪淑芬、編集:齊藤啓介)