中国において日本製品は生活に不可欠だと言われてきたものの、近年中国にも世界で競争できるだけの製品が生まれつつあるようだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、「一部の分野では日本製品が強いとは限らない」と主張し、中国が力をつけてきた3つの分野について紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国において日本製品は生活に不可欠だと言われてきたものの、近年中国にも世界で競争できるだけの製品が生まれつつあるようだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、「一部の分野では日本製品が強いとは限らない」と主張し、中国が力をつけてきた3つの分野について紹介する記事を掲載した。

 1つ目の分野は、計算速度ランキングにおいて中国で初めて1位になった「スーパーコンピューター」だ。この新型機・神威太湖之光は「純国産のCPU(中央演算処理装置)」が結果を残したという意味でも意義があり、5位の日本の「京」より約10倍速かった、と日本に勝ったことが大変誇らしげに紹介している。

 2つ目は「高速鉄道」だ。世国は日本などから導入した高速鉄道技術に改良と自主開発を重ね、他国の技術も取り入れた結果、CRH380型の最高営業時速は300キロになり、すでに速度では世界で最初に開業した新幹線に追いついたと自信たっぷりの様子だ。記事によれば日本との共同開発を断られたことで、かえって独自開発を進める結果になったのだという。

 3つ目の分野は「ドローン」だ。世界最大手の大疆創新科技有限公司 (DJI)は、ここ数年で知名度を上げ、小型ドローンで世界シェアの50%以上を占めるほどだという。DJIの小型ドローン「Phantom3」は4k動画撮影にも対応するカメラを搭載し、30fpsの映像撮影が可能であること、人工衛星による位置測定にGPSとGLONASSを併用することで、ドローンを見失うことはなく、自動帰還の機能もついた優れものだと説明した。この分野でも「日本にはこの商品に匹敵する製品はない」と胸を張った。

 イノベーション大国を目指し、常に日本製品を意識している中国にとって、上記の3分野は大きな自信につながっているようだ。記事は、イノベーション大国になるまでの道のりはまだ遠いと認め、「中国製品は技術も人材も資金も不足はしてないが、足りないのは、製品と真正面から向き合い、決して妥協しない日本のような態度かもしれない」と締めくくっている。こうした真摯な態度を維持して中国企業が研究開発を続けていくならば、日本にとっても少なからぬ脅威となるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)