まじめで勤勉、というイメージが強いという日本人。「そんなにまじめな人ばかりではないし、自分も結構ちゃらんぽらんに生きてるよ」と言い返してもみるが、「それでもやっぱりまじめだわ」と言われるのが関の山である。(イメージ写真提供:123RF)

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 まじめで勤勉、というイメージが強いという日本人。「そんなにまじめな人ばかりではないし、自分も結構ちゃらんぽらんに生きてるよ」と言い返してもみるが、「それでもやっぱりまじめだわ」と言われるのが関の山である。

 中国メディア・今日頭条は18日、「日本人は本当にまじめなのか」とする記事を掲載した。記事は「まじめ」というイメージが定着している日本人が、本当に「われわれが思うようにまじめなのか」と問題提起。そのうえで、「日本人のまじめさは、やはり何かあった時の責任を負うのが怖いからだと思う」と答えを示した。

 日本社会において「ミス」は非常に重大な事であり、「ちょっとやそっとで解決できるものではない」と説明。その例えとして、古代中国では投降した武将がその後偉業を成し遂げたのに対し、日本ではそのようなことはあり得ずに「切腹することになる」ことを挙げた。それは「名誉を重視する日本人にとって失敗は人生の汚点であり、もう生き続けることはできない」と考えるからであると説明した。また、日本人は「他人に迷惑を掛けたくない」ゆえにミスを犯すことを恐れるとも指摘している。

 記事は、来日して間もないころにスーパーで遭遇したエピソードも紹介。5円玉を10円玉と間違えて支払ったの気づかず、おつりが5円少ないと思い店員に対して主張したところ、マネジャーが出てきてレジに格納されている小銭を1枚1枚数え始め、10分ほどして釣銭の金額に間違いがなかったことを証明したとのことだ。この事例について「ちゃんと解決できなければ悪い評判を立てられ、客が来なくなってしまう」という心理がスーパー側に働いていると説明。「ゆえに、日本のサービス業はこれほど質が高く、客を必ず満足させるのである」と論じた。

 確かに、日本では「ミスを恐れる」という風潮があるかもしれない。「失敗してもいい」ことを教えるということは、その前提として失敗を恐れるという観念が存在するからだろう。ただ、ミスによって本人が極度の不利益を被ることを恐れる、という点では日本人も中国人も同じ。それが、日本人の場合は「ミスを怖がる」ことになり、中国人の場合は「自分がミスしたことを認めることを怖がる」傾向があるというだけなのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)