29日、聯商網は「日本ではなぜお茶がよく売れるのか?」と題する記事を掲載した。写真は中国のスーパー。

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2016年6月29日、聯商網は「日本ではなぜお茶がよく売れるのか?答えはたった2文字」と題する記事を掲載した。

その2文字とは「糖分」だ。中国で販売されているペットボトルの緑茶やウーロン茶は、多くが砂糖で甘く味付けされている。コーヒーのように「無糖」と表記されているものもあるが、中国を訪れたばかりの日本人が戸惑うことの一つに挙げられる。

記事は、「中国ではお茶の味しかしない飲料は人気がないが、日本ではお茶に砂糖を入れること自体が自殺行為だ」とし、「糖分の摂取を厳格に制限することが、日本人の健康を保つ原則の一つ。日本ではほぼすべての飲料で糖分が制限され、特にお茶類では徹底されている」と指摘する。

全国清涼飲料工業会によると、15年には日本でお茶類の飲料の総生産量が55億リットルにのぼり、炭酸飲料を上回っている。日本人の需要が最も高いのは緑茶で、紅茶やブレンド茶、ウーロン茶、麦茶がそれに続く。

記事によると、日本と中国の緑茶には製法に大きな違いがあるという。日本では主に茶葉を蒸すことによって発酵を防止しているが、中国では釜で炒る方法が用いられている。中国の茶葉の方が香りが良いが、味は薄くなる。一方、日本の茶葉は香りは比較的薄いが、お茶の味は強くなるそうだ。

さらに、日本の伊藤園が1981年と85年にそれぞれ缶に入ったウーロン茶と緑茶を発売したことや、96年に初めてペットボトルのお茶が市場に登場し、コンビニの普及とともに広まったこと、消費者庁の「特定保健用食品」の認可を取得した飲料が開発されたことなどを紹介。抹茶を加えるなど味に工夫を施しているほか、カフェイン摂取を避けたい女性の増加と共に麦茶の売上が増加していることなどにも触れた。

また、健康に気を使う人が多い日本で、唯一それに反しているにもかかわらず人気があるのが炭酸飲料だとしながら、2000年代中盤から「カロリーゼロ」をうたった炭酸飲料が人気を集めていることも紹介している。(翻訳・編集/北田)